【ネタバレあり】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』終盤のあのセリフ、実はアドリブだった
トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ完結編となる映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(全国公開中)。本作の終盤に登場するとあるセリフは、役者のアドリブによって誕生したものだという。(以下、映画の重大なネタバレを含みます)
【画像】新スーツ登場!『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
スパイダーマンの正体がピーター・パーカーだということが世間にバレた前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のその後を描く本作。ピーターがスパイダーマンであるという記憶を世界から消す忘却の呪文を唱えたドクター・ストレンジだが、その影響でマルチバース(いくつもの並行世界)の扉が開かれ、別次元から歴代ヴィランたちがピーターに襲いかかる。
アドリブで生まれたセリフとは、本作にサプライズ登場した『アメイジング・スパイダーマン』版ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)が本編終盤で放った「(愛してる)I love you guys」。サム・ライミ監督版のピーター(トビー・マグワイア)と共に別次元からやってきたアンドリュー演じるピーターは、歴代ヴィラン相手に連携がイマイチなピーターたちが形勢を立て直す際、他二人(トムとトビー)に向かって「愛してる」という言葉を投げかける。
Varietyのインタビューで『ノー・ウェイ・ホーム』でのスパイダーマン再演や撮影現場での様子を振り返ったアンドリューは、「アドリブで言ったセリフが一つあるんだ。僕がトビーとトムを見て、『愛してる』と伝えるところだよ」と告白。アンドリュー曰く、トビーとトムが大好きな彼の本心がそのまま言葉に出たのだという。
『ノー・ウェイ・ホーム』の撮影には2週間だけ参加したというアンドリュー。スパイダーマン再演のオファーを受けること自体が予想外だったといい、「初めて三人がスーツ姿で揃った時はすごく面白かったよ」と同サイトで振り返っている。(編集部・倉本拓弥)