長澤まさみ、日本アカデミー賞初の司会に「和やかな雰囲気をつくりたい」と意気込み!
第45回日本アカデミー賞記者発表が18日、都内で開催され、昨年映画『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞を受賞し、本年度の司会を務めることになった女優の長澤まさみが出席。「和やかな雰囲気を作りたい」と意気込みを語った。
前年度の最優秀主演女優賞を受賞した人物が翌年の司会を務めることが慣例となっている日本アカデミー賞授賞式。今年は3月11日に開催されることが決定しているが、昨年映画『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞を受賞した長澤が大役を務める。「いままで司会は一度も経験したことがないんです」と初めての体験だと言うと「正直、どうなるかわたし自身もわからないんです」と不安そうな顔を浮かべる。
それでも、過去何度も受賞者として日本アカデミー賞授賞式に出席した経験は大きなよりどころになっているようで「演者として参加させていただいているときは、先輩の方々の貴重なスピーチを聞いて、ためになったり勉強になったりすることは多いのですが、ただただ緊張していつも『もう少し映画賞を楽しんでおけば良かったな』と思っていました。だからこそ、参加する俳優さんたちには楽しんでもらえるように、和やかな雰囲気をつくれたら……」と意気込む。
また、当日のパートナーとなるフリーアナウンサーの羽鳥慎一も記者発表に登壇。3度目の司会となる羽鳥は「日本アカデミー賞は映画関係者の集大成の場だと説明を受けています。映画人の晴れの舞台を盛り上げるお手伝いをできたら」と語り、不安顔の長澤に対しては「そのままで大丈夫です」と言葉をかけていた。
この日は、各部門の優秀賞が発表されたが、長澤も出演していた『すばらしき世界』が、優秀作品賞、優秀主演男優賞(役所広司)、優秀助演男優賞(仲野太賀)、優秀監督賞・優秀脚本賞(西川美和監督)など多部門で受賞。長澤は「授賞式で役所さんや太賀さんにお会いできるのが楽しみです。どうしてもひいき目に見てしまいそうですね」とコメントすると「ほかの受賞作もしっかり観て、良い質問ができるように頑張ります」と笑顔を見せていた。
記者発表には、会長の島谷能成、運営委員長の堀内大示、実行委員長の市川南、総合プロデューサーの大角正、事務局長の村松秀信も参加した。(磯部正和)