シュールすぎる動物人間がスクリーンに「カメの甲羅はあばら骨」映画化決定
動物の体を人間に置き換えて紹介し、インパクト絶大なイラストがSNSで話題を呼んだ書籍「カメの甲羅はあばら骨」(SBクリエイティブ)の映画化とイベント開催が発表された。2022年の公開を予定している。
「カメの甲羅はあばら骨」は、動物たちの体の構造を、人間の体を変形させることで、誰にでもわかりやすく解説する“体感型動物図鑑”。原作の表紙にも登場する“カメ人間”をはじめ、シュールな動物人間たちの姿がTwitterなどで評判を呼び、現在までに7刷重版、累計発行部数3万部という、図鑑ジャンルとしては異色のヒットを記録している。
映画化を知らせるティザービジュアルは、カメ人間が今回の発表を喜んでいるかのように大きく手を広げた、一度見たら忘れられないインパクト。原作者の川崎悟司は、映画化にあたり「『カメの甲羅はあばら骨』は、動物の体を人体で表すとどうなるかを試みた本で、カメ人間をはじめ、ワニ人間、フラミンゴ人間など、異様な動物人間たちが生まれました。映画ではそんな動物人間たちのそれぞれに個性が加わり、なにげない日常生活が繰り広げられます。彼らは、見た目はアレですが、心は私たちとそんなに変わらないのでは? と感じました。ちょっとインパクトの強い絵ですが、たくさんの方に楽しんでほしいと思います」とコメントを寄せている。(編集部・入倉功一)