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永野芽郁主演で「マイ・ブロークン・マリコ」映画化!新境地に「自分の中でも大きな挑戦」

永野芽郁主演で「マイ・ブロークン・マリコ」映画化!
永野芽郁主演で「マイ・ブロークン・マリコ」映画化!

 平庫ワカのコミック「マイ・ブロークン・マリコ」が永野芽郁を主演に迎えて実写映画化されることが明らかになった。

透明感やばい!永野芽郁の魅力たっぷり【フォトギャラリー】

 原作となる「マイ・ブロークン・マリコ」は、2019年にオンラインコミック誌「COMIC BRIDGE」にて連載され、第24回メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した話題作。「この漫画がすごい!2021年オンナ編」でも第4位にランクインするなど、大きな注目を浴びている。物語では、鬱屈した日々を送るOLのシイノトモヨがニュースで親友のイカガワマリコが亡くなったことを知り、マリコの魂を救うために遺骨とともに旅に出ることになる。

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 監督を務めるのは『百万円と苦虫女』で日本映画監督協会新人賞を受賞し、その後も『ふがいない僕は空を見た』『ロマンスドール』『浜の朝日の嘘つきどもと』などを手掛けたタナダユキ。脚本を『愚行録』『ピース オブ ケイク』などの向井康介が共同で担当している。二人の共作は『ふがいない僕は空を見た』に続いてとなる。

 主人公のシイノトモヨを演じる永野は最近でも『地獄の花園』『キネマの神様』『そして、バトンは渡された』と多彩な作品に出演。第46回報知映画賞主演女優賞や第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、活躍が続いている。今作では、鬱屈した毎日を送るやさぐれたOLという役どころを演じるにあたって「自分の中でも大きな挑戦」だと捉え、タバコをふかし、荒々しい口調や態度で泥臭く人間味あふれるシイノを全身で表現している。

 映画はすでに撮影が完了しており、2022年秋より全国公開の予定となっている。(編集部・大内啓輔)

コメント全文

・永野芽郁
シイノ役のお話をいただいたときは、自分の中でも大きな挑戦だったので不安もありとても葛藤しましたが、全てを受け入れ一緒に乗り越えようと言ってくれたタナダ監督に、ついていきたいと思いました。
「マイ・ブロークン・マリコ」という作品の世界観が私は大好きです。初めて原作を読ませていただいた日から虜です。
その気持ちを大事に、リスペクトを込めて、日々体の芯が熱くなるのを感じながら、心から声を出しました。今までにない私を観ていただけると思います。
完成が楽しみです。

・タナダユキ
原作を読み終えた瞬間、何かに突き動かされるように、後先も考えず映画化に向けて動き出しました。自分自身漫画というものが大好きで、漫画の実写化には懐疑的な分、突き進むことでまた地獄を見ることもわかっていたのに、学習能力を瞬時に失わせる底なしの力強さが、この原作にはありました。
それは、どうにもならないことをどうにかしようと、泣き、喚き、鼻水を垂らし、理不尽を酒で流し込み、流しきれない感情にまた翻弄される主人公シイノの、その生き様に強く魅せられたからに他なりません。
シイノ役には、絶対的な芝居の力はもちろんのこと、それとはまた別の魅力、重いテーマを軽やかに背負える、その俳優自身が持つチャーミングさも作品にとっては必要不可欠でした。そして、この人しかいないと思えたのは、永野芽郁さんでした。彼女ならば、シイノの衝動を、シイノの感情を、無様さを晒せる最高に格好いいシイノという一人の人間のデコボコとした魅力を、余すところなく表現できると感じたのです。
撮影していて、シイノとして生きる永野芽郁さんに心が揺さぶられる瞬間が幾度となくありました。シイちゃんが、確かにそこに生きていました。作り手としてこれ以上の喜びはありません。
シイノの流した涙の後に見る世界が、少しでも美しいものであるように。そう願わずにはいられない、そんな作品を目指して、完成までもがき続けたいと思います。ご期待ください。

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