世界名作劇場「ロミオの青い空」全33話がYouTubeで期間限定配信
日本アニメーション株式会社は1日、1995年にフジテレビ系で放送された「世界名作劇場」シリーズ第21作目となるアニメ「ロミオの青い空」全33話を、同作の舞台公演化を記念して、YouTube公式チャンネル「日本アニメーション・シアター」で期間限定配信すると発表した。
「ロミオの青い空」は、作家リザ・テツナーの「黒い兄弟」を原作に、家族のために自らを人買いに売った少年ロミオの過酷な日々と、仲間との友情を描く物語。19世紀後半、イタリアの国境に近いスイスの小さな村で貧しくも家族で幸せに暮らしていた少年ロミオ。しかし一家は、悪人の陰謀で畑を失ってしまう。家計を助けるために、煙突掃除夫として自分の身を売り、ミラノへとやって来るロミオ。親友アルフレドや煙突掃除の仲間たちと助け合い、厳しい毎日を生き抜く彼はやがて、仲間と共に、同盟「黒い兄弟」を結成する。
今回の配信は、「ミュージカル『ロミオの青い空』」の舞台公演を記念して実施されるもの。同ミュージカルは、東京建物 Brillia HALL(東京・池袋)で3月30日から4月3日の期間上演される予定で、大薮丘(ロミオ役)と新里宏太(アルフレド役)がダブル主演を務める。(編集部・入倉功一)