「ミステリと言う勿れ」指輪の意味は?我路が残した謎
菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週月曜21時~21時54分)で注目を浴びる犬堂我路(永山瑛太)。第3話以来の再登場を待ち望む声が多く寄せられているなか、我路が残したいくつかの謎をまとめてみた(※一部ネタバレあり。5話までの内容に触れています)。
本作は、累計発行部数1,300万部を突破する田村由美の人気漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べ難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。第5話では、前話の終盤で土手から転げ落ちた整が大事をとって入院することとなり、隣のベッドにいた元刑事の老人・牛田悟郎(小日向文世)との奇妙な体験が描かれた。
犬堂我路は、連続殺人事件の最初の犠牲者となった犬堂愛珠(白石麻衣)の兄で、整が巻き込まれたバスジャック事件の首謀者。初回のラストで初登場した(初めは乗客に成りすまし“熊田翔”の偽名を使っていた)。愛珠を殺害した犯人は3話で逮捕されたが、愛珠の死には“ジュート”という第3者が関わっている可能性が浮上し、我路は警察から逃れ姿を消した。
3話以来姿を見せていない我路だが、彼が整に“プレゼント”を通じて発するメッセージが、今後の展開のカギになる模様。3話で整の自宅に冷凍便として届いたのが何と人間の手首。我路のブレスレットと時計がついていたが、後にこれは我路ではなく愛珠を殺害した犯人のものだったことが判明する。そして、5話では入院した整の元にドライフラワーと指輪が届いた。添えられたカードには「下手の横好きレベルより」とあり、整は送り主が我路だと推測。指輪にはラピスラズリの石がはめられ、いて座のマークが刻印されていたが、これは何を意味しているのか。
そしてあの日、愛珠はなぜ普段は使わないバスに乗ったのか? 愛珠が「漂流郵便局」に出したハガキに記していた“ジュート”という人物は何者なのか……? 14日放送の6話では整が入院先で出会った謎の美女ライカ(門脇麦)との交流、そして温室を管理する梅津真波(阿南敦子)、難癖をつけてくる患者の下戸陸太(岡山天音)らとの出会いが描かれる。(編集部・石井百合子)