“無愛想な男”で話題「カムカムエヴリバディ」本郷奏多に注目
10日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第71回で初登場し、オープニング映像で表記された役名が“無愛想な男”だったことでも話題の本郷奏多。本郷が演じる“無愛想な男”は、三代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)に大きく関わっていく重要な役どころとなる。
初登場後は「チッ」という舌打ちがSNSなどで称賛され、反響を呼んだ本郷。初出演の朝ドラでは、若き大部屋俳優・五十嵐文四郎を演じる。五十嵐は時代劇スターを目指し京都にやってきたが、上下関係が厳しい撮影所の男社会になじめずにいる生意気で無愛想で、ちょっと頭でっかちな男。将来の進路に迷うひなたを大いにかき乱し続けるキャラクターで、今後ひなたとどのようなやり取りを繰り広げるのか、期待が高まる。
朝ドラ史上初となる3人のヒロインで紡ぐ「カムカムエヴリバディ」(月~土、総合・午前8時~ほか、土曜は一週間の振り返り)は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ母から娘へとバトンをつなぐ、三世代100年のファミリーストーリー。初代ヒロイン・安子を上白石萌音、二代目ヒロイン・るいを深津絵里、三代目ヒロイン・ひなたを川栄が演じる。「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品で、主題歌はAIの「アルデバラン」。語りは城田優が担当している。(清水一)