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なぜ…?「鎌倉殿の13人」梶原景時まさかの行動に騒然

中村獅童(写真は2021年7月撮影)
中村獅童(写真は2021年7月撮影)

 13日に放送された小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の第6回でTwitterトレンド入りした梶原景時(中村獅童)。冒頭では平家方に大敗を喫し、いよいよ追い詰められた源頼朝(大泉洋)との“奇妙な”出会いが描かれ、景時がとったまさかの行動が「なぜ……?」と注目を浴びている。

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 本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく物語。第6回「悪い知らせ」では、頼朝の一党が大庭景親(國村隼)率いる平家方に惨敗し、頼朝は従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に潜伏。景親は頼朝を逃すまいと、景時らに行方を捜索させていた。

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 そんな折、景時はあっさり岩場の陰の洞窟で頼朝と従者たちを発見。頼朝の頭上にも景親の追っ手が迫っており、頼朝はまさに絶体絶命の状況。しかし、景時はしばし頼朝を見つめると何も言わずに立ち去り、平家方の兵に「隠れるところもござらん」と報告。命を救われた頼朝は従者から「大庭配下の梶原景時でございます」と知らされると、「覚えておこう」とその名を胸に刻んでいた。

 景時にとって、頼朝を捕らえるのはたやすい状況だったはずだがなぜ見逃したのか……? 何とも不思議なエピソードだが、公式サイトによるとこれは史書「吾妻鏡」に記されていた事実だという。SNS上ではこの思いがけない展開に「そんなことあるのか」「何を思ったのか」など驚きの声が続々上がっており、景時を貫禄たっぷりに演じた中村獅童の演技も注目を浴びている。(編集部・石井百合子)

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