二宮和也、多部未華子と夫婦役で15年ぶり共演!娘の誘拐描く「マイファミリー」4月スタート
二宮和也が、4月スタートの日曜劇場「マイファミリー」(TBS系、日曜よる9時~放送)で主演を務めることが発表された。妻役で多部未華子が共演に名を連ねる。
二宮がTBSドラマに出演するのは、日曜劇場「ブラックペアン」(2018)以来。「マイファミリー」で二宮が演じるのは、時代の寵児と持て囃されているゲーム会社の社長・鳴沢温人(なるさわ・はると)。プライベートでは湘南・鎌倉に家を構え、妻と小学生の娘を持つ父親だ。そんな彼の娘が誘拐されてしまう。なにもかも手に入れたはずの主人公が、大切なものを失ったことで直面する数々の試練、そしてさまざまな人間模様が浮き彫りになっていく。
主人公の妻・鳴沢未知留(なるさわ・みちる)役を多部が担う。SNSのフォロワー数が1万人を超えるちょっとセレブな奥様。しかし夫婦の間には、一筋縄ではいかないなにかがありそうで……。多部のTBSドラマへの出演は「私の家政夫ナギサさん」(2020)以来で、二宮と多部の共演は2007年放送の「山田太郎ものがたり」以来15年ぶりとなる。
「山田太郎ものがたり」での、学園ドラマの主人公とヒロイン役での共演から15年。今作で2人が演じる温人と未知留は、大学時代に出会い、15年以上の時間を共に過ごしている設定となる。
二宮は、「4年ぶりの連続ドラマで、まさかの15年ぶりの多部さんとの共演。感慨深く、とてもうれしく思います。健康にも気を付けながら、とにかく楽しい現場を目指し、毎週皆さまにエンターテインメントを届けられるように頑張って参ります!」と語っている。
一方の多部は、「『山田太郎ものがたり』からもう15年も経つのか! と時の早さに驚いていますし、二宮さんとの久しぶりの共演にドキドキしています。『マイファミリー』は、ハラハラするストーリーではありますが、それだけではなく、家族や愛、友情の物語でもあると伺っていますので、個人的にはそちらの部分もたくさん大切にしていきたいと思っています。皆様に楽しんでいただける面白いドラマにしたいと思います。頑張ります!!」と意気込む。
本作は黒岩勉のオリジナル脚本。日曜劇場枠で「グランメゾン東京」(2019)、「危険なビーナス」(2020)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021)を手掛けた黒岩が、前代未聞の誘拐事件をベースにしたファミリーエンターテインメントに挑む。
脚本の黒岩は「虐待、DV、ネグレクト、なんともやるせないニュースばかり。そんな今だからこそ、すべてを投げうって子どものために戦う大人が見たい。二宮和也さんと多部未華子さん、最強夫婦とその仲間たちがきっと叶えてくれます。いわゆる家族ドラマなのですが、誘拐された子供を救うために、悩み、決断し、ひた走る、ライブ感覚のエンターテインメントを目指して書かせていただいています。究極の状況に追い込まれた時、家族はどんな決断を下すのか? そこに夫婦の本音や、仲間との本当の絆が見えてくるような気がします。巣ごもりの日々が続く昨今、一緒に過ごす時間が増えた家族や、しばらく会えていない友人に改めて感謝したくなる。そんなテレビ番組になれれば最高に幸せです」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)