千鳥ノブ『ザ・バットマン』ゲスト声優でクセがすごい強盗に!真剣アフレコ映像も
ロバート・パティンソンが主演を務める映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(3月11日公開)で千鳥のノブがゲスト声優を務めることが明らかになった。
千鳥ノブがクセがすごい強盗に!『THE BATMAN-ザ・バットマン-』特別映像
本作は、『トワイライト』シリーズなどのロバート・パティンソンが、DCコミックスを原作とするキャラクター「バットマン」ことブルース・ウェインを演じるサスペンスアクション。ゴッサム・シティで探偵をしているブルースが、知能犯リドラーの挑発的な攻撃に苦悩しながらも戦いを繰り広げるさまが描かれる。監督を『猿の惑星』シリーズなどのマット・リーヴスが務め、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツなどがキャストとして名を連ねる。
今回、お笑いコンビ・千鳥のノブがゲスト声優として参加することが決定し、あわせてアフレコ映像も公開された。ノブは『バットマン』シリーズの大ファンでもあるとのことで、今回のオファーについて「ノブが出ていいわけがない! と思ってお断りしようかなと思った反面、こんなに嬉しいことはない、(断ったら)死ぬ前に後悔するんじゃないかという自分がいたので、マネージャーさんに初めて『どんな条件でもいいから成立させてきてください!』と言いました」と悩みぬいて参加を決意した経緯を語る。
アフレコ収録日まで「バットマンがあるから」と一週間辛い物を断ち、喉のコンディションを整えたというノブが今作で演じるのは、強盗のキャラクター。セリフが発表されると「少ねぇ!」と肩を落としたものの、キャラクターのビジュアルに対しては「クセがすごい!」とツッコミみながらも気に入った様子を見せる。アフレコでは悪役らしさを出すためダミ声を出し、音響監督からは「コントになっちゃう」とダメだしされながらも、難題に必死で応える真剣な眼差しを見ることができる。
バットマンの魅力について「すごいことしているのに、“俺、命張って、世界助けているんですよ!”とは一回も言わない姿勢は僕の人生のバイブルです。他のヒーローが特殊能力を持っているのに対し、バットマンは“人間”のできる範囲で頑張っている。こんなヒーローがいるのか! なんて格好いいんだ! とハマりました」とバットマン愛を明かす。今回ならではのポイントについて「これまでと違って、まだ完成されてない2年目ならではの部分もとても楽しみです。千鳥も2年目の時はとがりちらして、大失敗ばかりしていました(笑)。その当時のエピソードは面白いものもあるので、そのあたりも楽しみです」と期待を隠せない。
「もし闇夜の中戦う、ノブ・ウェインだったら?」という質問には「世の中のクセと戦います! いろんなところにまみれているクセを正す、世直しをします!」と宣言。最後に「作品の邪魔にならないようにノブが身を潜めています。ノブ探しゲームをしてみてください」とファンを気遣いつつアピールしている。(編集部・大内啓輔)