松たか子、『土を喰らう十二ヵ月』で沢田研二の25歳年下の恋人役に
映画『土を喰らう十二ヵ月』(秋公開)に、主演の沢田研二の恋人役で松たか子が出演することが明らかになった。
1978年に雑誌「ミセス」で連載された水上勉による料理エッセイを原案にした本作は、人里離れた長野の山荘で一人暮らしをする作家のツトムが、山で採った山菜や畑で育てた野菜で料理しながら、その様子を執筆する日々を描く。中江裕司監督がメガホンを取り、劇中に登場する料理を料理研究家の土井善晴が担当する。
松が演じるヒロインの真知子は、ツトムの担当編集者であり25歳年下の恋人でもある。時折、東京からツトムの住む山荘を訪れ、旬の食材をツトムと一緒に食べるという食いしん坊な役どころだ。映画オリジナルのキャラクターを演じた松について、中江監督は「ゴダールの映画のアンナ・カリーナみたいで本当にチャーミング」と絶賛した。
あわせて、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八、檀ふみ、火野正平、奈良岡朋子ら実力派キャストが、共演者として名を連ねることも発表になった。(今井優)