松岡茉優、子どものころはジャイアンと呼ばれていた!? ジャイアンとのリサイタル希望
松岡茉優が5日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』公開記念舞台あいさつに来場し、小さいころに「ジャイアン」と呼ばれていたことを告白した。この日は松岡のほかにミルクボーイ(内海崇、駒場孝)、山口晋監督も来場した。
1985年に公開された『ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スターウォーズ)』のリメイク作となる本作は、小さなロケットの中から現れた小さな宇宙人・パピと、宇宙のかなたにある故郷の星を守るため、ドラえもんとのび太たちが奮闘する物語。松岡は、今作で登場するオリジナルキャラクター、パピのお姉さん・ピイナを演じている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、昨年公開予定だった本作だが、およそ1年越しで公開されることとなった。
小さな子どもたちが大勢集まった会場内を見渡した松岡は「皆さんの顔を見れてうれしいです。みんなと一緒に楽しい話をできたら」と笑顔。山口監督も「コロナのために1年という長く間が空いてしまい、じれてましたが、映画というのはお客さんに観てもらえるまでが映画だと思っているので。今日をもって完結することができたと感無量です」と晴れやかな顔を見せた。
劇中には、誰にも見つからない場所を作ることができる「かべ紙秘密基地」というひみつ道具が登場するが、「もしそのひみつ道具があったら?」と質問された松岡は「そこは防音とかしっかりしているんですよね?」と質問しつつ、「実は子どものころにジャイアンと呼ばれていたんですよ。上手じゃないのに大きな声で歌を歌うから、お母さんにジャイアンと呼ばれていました。そこで一緒に歌いませんか? リサイタルをしたいですね」とジャイアンをお誘い。その言葉にジャイアンも「最高じゃないか!」と乗り気な様子だったが、スネ夫は「健康を害するよね」と苦笑い。その様子に会場は笑いに包まれた。
その後、映画の内容にちなみ、「勇気をふりしぼったこと」について質問された松岡が「何年か、お友だちになりたいと思っていた子がいたんですけど、きっかけがなくてどうしようかと思っていたんです」とというエピソードを語ると、なぜかスネ夫がソワソワ。すかさずジャイアンから「スネ夫じゃないからな」とツッコミを受け、さらに松岡自身も「違う」とダメ押しし、会場は大笑い。
松岡は、その人にたまたま会えるきっかけがあったそうで、「その時に勇気を振り絞って連絡先を渡して。お友だちになりませんかと言いました」と明かした。その相手からは無事に返事が来たとのことで、「皆さんも4月から新しい学年とか、学校が変わるということがあるかもしれないけど、お手紙はいいですよ」とオススメ。そんな松岡に向かって、「俺たちならいつでも友だちになるよ!」と語ったジャイアンだったが、スネ夫は「もう友だちだよ」とキッパリ。そんな言葉に松岡も笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』は全国公開中