今夜11日、日本アカデミー賞!最優秀賞に輝くのは?
第45回日本アカデミー賞
第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日よる9時より、日本テレビ系で放送される。すでに発表された各部門の優秀賞受賞者・作品の中から、最優秀賞が選ばれる。
最多の12部門13賞の優秀賞を獲得しているのは、松坂桃李が目的のためには手段を選ばない一匹狼の刑事を熱演した『孤狼の血 LEVEL2』。2018年に公開された『孤狼の血』の続編で、優秀作品賞をはじめ、優秀監督賞(白石和彌)、優秀主演男優賞(松坂)、優秀助演男優賞(鈴木亮平と村上虹郎)、優秀助演女優賞(西野七瀬)などを受賞した。
続いて、佐藤健が主演を務めた『護られなかった者たちへ』が12部門、山田洋次監督の『キネマの神様』と、世界の賞レースを席巻中の『ドライブ・マイ・カー』が8部門、役所広司が刑期を終えた元殺人犯にふんした『すばらしき世界』ほかが7部門で優秀賞を受賞。上記5作品が、今年の優秀作品賞の顔ぶれだ。
優秀主演男優賞は『護られなかった者たちへ』の佐藤、『花束みたいな恋をした』の菅田将暉、『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊、『孤狼の血 LEVEL2』の松坂、『すばらしき世界』の役所。優秀主演女優賞は『老後の資金がありません!』の天海祐希、『花束みたいな恋をした』の有村架純、『そして、バトンは渡された』の永野芽郁、『騙し絵の牙』の松岡茉優、『いのちの停車場』の吉永小百合となっている。
授賞式の司会を務めるのは羽鳥慎一アナウンサーと、昨年『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞を手にした長澤まさみ。果たして、最優秀賞の栄冠に輝くのは?(編集部・中山雄一朗)