佐野勇斗「真犯人フラグ」最終回は「最後まで衝撃の展開」<本人コメントあり>
日本テレビ系のドラマ「真犯人フラグ 真相編」(日曜よる10時30分~放送)に出演している佐野勇斗が、13日に迎える最終回について、「最後まで衝撃の展開も待っている」と語り、本作への熱い思いを明かした。
「真犯人フラグ」ついに最終回!瑞穂がナイフを手に…!【写真】
昨年10月から2クール連続で放送されている本作は、中堅の運送会社・亀田運輸に勤める平凡なサラリーマンの凌介(西島秀俊)が主人公。妻の真帆(宮沢りえ)と、娘の光莉(原菜乃華)、息子の篤斗(小林優仁)がある日突然失踪することから物語が展開した。これまでに光莉と篤斗と再会した凌介は、部下・瑞穂(芳根京子)、親友・河村(田中哲司)と日野(迫田孝也)、そして佐野演じる光莉の彼氏・一星の協力のもと真帆を探すのだった。
放送されるたびにドラマタイトルがTwitterのトレンド入りするなど、SNS上で反響を呼んでいる本作。物語のキーパーソンであり、これまでの言動から「犯人なの? 味方なの?」と注目を浴びてきた一星役の佐野は、「身の回りでも、SNS上でも本当にたくさんの方々から『観ているよ』という声をいただきました。『犯人が気になる』『教えてよ』というコメントもたくさんいただいて、嬉しい反面困ることもありました(笑)」と明かす。
佐野は、「ドラゴン桜」(2021年4月期)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年7月期)そして「真犯人フラグ」(2021年10月期~)と日曜放送の話題のドラマに立て続けに出演。さらに、公開中の映画『嘘喰い』に出演し、27日放送の主演ドラマ「就活タイムカプセル」が控えているなど、破竹の勢いを見せる。「約一年間、毎週なにかしらの形で皆さんの目に触れる機会があることが嬉しかったです。あとは去年を含め、街で『○○の人だ』と演じた役名を言っていただけることが多かったのも、ドラマを観ていただいた方の心の中に、役として印象を残せたのかなと実感できて嬉しかったです」と喜ぶ。
「真犯人フラグ」という2クール連続のドラマに出演したことについては、「2クールだからと言って大変というのは正直あまり感じていないのですが、終わってみた今は本当にこの作品に成長させていただいたなと思っています」と充実した撮影の日々を振り返る。「橘一星は、二面性があったり、時にはサイコパスにみえるような役柄で、なおかつ物語のキーマンの一人でもあったので、考えることが本当にたくさんありました。台本を読み込んだり、共演者の皆さんとお話する中で、芝居へのアプローチの仕方も変わったし、引き出しも増えたんじゃないかな」と手応えを感じている。
また、主演の西島秀俊との共演には刺激を受けたそうで、「僕が言うのはおこがましいですが、本当に人柄が素晴らしくて、絶対ほかの作品のことだったりでお忙しいはずなのに、現場では疲れた顔を一切見せずに引っ張ってくださいました。頼れる座長なのに、親しみやすい空気を常に出してくださっていて、西島さんがこの組全体の温かさをつくってくれていたんだなと思います。僕自身のほか作品のことだったり、いろいろとお話をさせていただいたんですけど、たくさんアドバイスをいただいて、本当に有難かったです」と感謝しきり。
13日放送の第20話で最終回を迎える本作。最後に佐野は「2クールという長い期間、ここまで観てくれてありがとうございました。皆さんの考察を僕自身も楽しく見させてもらっていました。ようやく最後の答え合わせの時間がはじまります! 最後まで衝撃の展開も待っていると思いますし、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです」と気になるコメントも寄せている。
前回の第19話では、一星が真犯人と思われる人物から脅されていたことが判明。最終回では、どんな展開が待ち受けるのか、真犯人とは誰なのかと考察が盛り上がりを見せている。(編集部・梅山富美子)