おもちゃの世界を体験!東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルに潜入
国内5番目のディズニーホテルとなる「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」のオープン(4月5日)に先駈けて、報道陣向けのプレスプレビューが29日に執り行われ、その全容が明らかになった。
【画像】カラフル!「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」の様子
ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズをテーマとした同ホテルは、訪れるゲストがまるでおもちゃサイズに縮んだかのような体験が楽しめるスポット。四角い積み木で作られたようなユニークな外観のホテルは、地上11階、地下1階で、客室は595室。中庭や広場にはウッディやバズ・ライトイヤー、ジェシー、ボー・ピープなど、およそ4メートル近いキャラクター像が設置されている。ホテルを訪れたゲストは、おもちゃの世界に迷い込んだような体験が楽しめる。
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」の敷地内には、ホテルの宿泊客のみ入場が可能。入り口からホテルに向かう道中にはピクサーボールが展示されており、そこからほどなくして「スリンキー・ドッグパーク」が広がる。そこには、バズとジェシーの像や、スリンキー・ドッグの絵本、ボードゲーム用の駒などが設置しており、『トイ・ストーリー』の仲間入りをしたような気分を味わえる。
また、ホテル入り口には「ジェシーのクリッターコテージ」という名のタワーや、ドミノと積み木でできた花壇、その中央にはアルファベットの積み木と定規を重ねた「HEY HOWDY HEY」という文字が設置されている。そして中に入ったロビーにも『トイ・ストーリー』の世界が広がり、ゲストサービスカウンター、フロントデスク、ギフトショップなどが設置されている。
またロビーから階段をのぼると「トイフレンズ・スクエア」と呼ばれる中庭に行くことができる。中庭にはウッディ、ボー・ピープ、三匹の羊たち(ビリー、ゴート、グラフ)などを設置。子どもたちはもちろん、大人も楽しめそうなエリアとなっている。
客室のスタンダードルームは、『トイ・ストーリー』に登場する少年アンディの部屋をイメージ。青い空に白い雲の壁紙や、おもちゃを連想させるような色彩の備品、ウィージーが壁に描かれたバスルーム、そしてオリジナルデザインのスリッパとポストカードなどが用意されている。詳細は見てのお楽しみだが、スリッパの裏側にも注目だ。また、国内のディズニーホテル初となるプルダウンベッドも設置されており、大人4名まで宿泊できるようになっている。また寝具や、タイルなども、白を基調としつつも、ところどころににバズをイメージした紫と緑のカラーが散りばめられており、テンションが上がること間違いなしだ。
そしてロビー奥には、『トイ・ストーリー3』に登場するピンクのクマのぬいぐるみをモチーフとした「ロッツォ・ガーデンカフェ」がある。こちらでは朝食、ディナーをビュッフェスタイルで楽しめるようになっている。メニューには、リトル・グリーン・メンをイメージした「ほうれんそうパン」や、ロッツォをモチーフとした「ストロベリーメロンパン」、バズをモチーフとした「ポテトとグリーンピースのタルト」など、味はもちろんのこと、見ているだけでも楽しいメニューが勢ぞろいしている。(取材・文:壬生智裕)
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」は4月5日より営業開始