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「孤独のグルメ」初の配信オリジナル作品決定!五郎の災難描く短編オムニバス

自由で救われてなきゃあダメなはずが…五郎のほろ苦エピソードとは?
自由で救われてなきゃあダメなはずが…五郎のほろ苦エピソードとは? - (C)2022久住昌之・谷口ジロー・fusosha/テレビ東京

 テレビ東京は18日、松重豊主演の人気シリーズ「孤独のグルメ」初の配信オリジナル作品となる、全6話の短編オムニバス「孤独のグルメ~美味しいけどホロ苦い…井之頭五郎の災難~」を、ParaviとひかりTVで一挙配信すると発表した。

夜食テロ!五郎の食事シーン【写真】

 「孤独のグルメ」は、原作・久住昌之、作画・谷口ジローの漫画作品をベースに、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重)が、営業先で立ち寄った食事処で、食べたいと思ったものを自由に食す至福の時間を描いたグルメドラマ。配信作品では少し趣向を変え、食事シーンでちょっとした災難に見舞われる、五郎の“グルメアクシデント”が描かれる。

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 「テイクアウト編」「新人店員編」「賄い編」「食の流儀編」「相席編」「デリバリー編」の全6話に分かれた短編オムニバスには、エピソードごとに個性豊かなゲストが登場。急いで事務所に戻ろうとする五郎に失恋話を聞いてほしいと懇願する女性役でニッチェ江上敬子(「テイクアウト編」)、オーダーミスを連発して五郎を困らせる新人店員と店の大将役でかが屋加賀翔賀屋壮也(「新人店員編」)、注文した料理以上に豪華な賄いを五郎の前で食べるバイト役で北香那(「賄い編」)、食事中に仕事の話を差し込んでくるビジネスマン・坂元役で木村了(「食の流儀編」)、相席になった五郎にお節介を焼くおばさん役で竹内都子(「相席編」)、そして、村田雄浩演じる五郎の友人・滝山がデリバリー配達員(「デリバリー編」)として登場する。

個性豊かなキャラクターが登場!(C)2022久住昌之・谷口ジロー・fusosha/テレビ東京

 食の時間を大切にする、五郎ならではの葛藤を描く配信作品。主演の松重は「今回初めて枠を超えて新たな挑戦に挑むことになりました。とは言っても限られた予算の中で何が出来るか、皆で頭をひねった結果です」と新たな試みについて語り、「原作には店選びに失敗するなどほろ苦いエピソードも存在します。通常放送では出来ないNGエピソード満載で、ブラック五郎が暗躍する『孤独のグルメ』の暗黒面が描かれた今作品群、10年におよぶ当番組の黒歴史になること請け合いです」と自信(?)のコメント。

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 さらに「通常放送をお楽しみにしている視聴者の皆様は決して観ないでください。ここには優雅に腹を満たす井之頭五郎は存在しません。しかしこれまでのシーズンに飽きた方、もしくはアンチの方は是非どうぞ。そういった意味で、初めて『孤独のグルメ』を観る方は通常シーズンをお薦めします」とユーモアたっぷりに呼びかけている。

 脚本は田口佳宏児玉頼子、演出は北畑龍一佐々木豪中山大暉らテレビシリーズに携わってきたスタッフが務める。(編集部・入倉功一)

「孤独のグルメ~美味しいけどホロ苦い…井之頭五郎の災難~」はParaviで3月31日、ひかりTVで4月1日から一挙配信

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