井浦新、成田凌とのバディに自信「二人の関係性は期待を裏切らない」
俳優の井浦新が30日、都内で行われた映画『ニワトリ☆フェニックス』完成披露上映会に成田凌と共に出席。前作『ニワトリ★スター』で成田が演じた楽人はこの世を去ってしまったが、成田が「シレっと叫んで生き返りました」と笑顔で報告すると、井浦は「僕ら二人の関係性は前作を楽しんでくださった方の期待は裏切りません」と断言した。イベントには、紗羅マリー、LiLiCo、津田寛治、阿部亮平、かなた狼監督も登壇した。
「新さんとしかできないお芝居があった」という成田凌 イベントの模様【写真】
本作は、2018年に公開された『ニワトリ★スター』のメインキャストが続投するものの、設定を一新して描いたロードムービー。都市伝説となった「火の鳥」を探す旅に出た雨屋草太(井浦)と星野楽人(成田)が、さまざまな妖しい出来事や人物に遭遇していく姿を描く。
2年前のコロナ禍での自粛期間中に、狼監督、井浦、成田が「こういうことをやりたい」と種を撒いた企画が、ようやくお披露目となった。成田は「今日という日を迎えることができて嬉しい」と満面の笑みを浮かべると「『ニワトリ★スター』で楽人は亡くなっていますが、生き返りました! やっぱり楽人は、草太の横にいると頭のねじがどこかに行ってしまって蘇るんです」と語る。
井浦も「前作から4年間の空白がありましたが、草太と楽人がそろうと、ブランクがなかったかのようにスッと役に入れました」と最高のバディであることを明かすと、「『ニワトリ☆フェニックス』でも、狼監督がいろいろなことをしてとんでもないことになっていますが、僕ら二人の関係性は『ニワトリ★スター』を楽しんでくださった方の期待は裏切りません」と断言する。
とにかく二人のコンビはクールでクレイジー。現場でのハプニングはすべて作品の力となるようで、成田は「草太と楽人のシーンからスタートしたのですが、あまりに興奮して監督の『ヨーイ、スタート』の声でセリフを忘れてしまった。でもそれでもいいのかなという感じ」と撮影を振り返る。井浦も「ロードムービーで二人が気持ちいい旅を続けると制限がない。まさに芝居を超えていました」と笑顔を見せると、成田は「新さんとしかできないお芝居がありました」と満足そうに語っていた。(磯部正和)
映画『ニワトリ☆フェニックス』は4月15日より公開