窪田正孝、チームラジハで集結!劇場版完成に「ファンのおかげ」と感慨
俳優の窪田正孝が4日、都内で行われた映画『劇場版ラジエーションハウス』の完成披露舞台あいさつに出席。久々のチームラジハによる集結を喜びつつ、劇場版の完成について「ファンのおかげ」と感謝を述べた。
本作は、CTやMRIなどの画像診断を通じ、病を見つける放射線科が舞台の漫画を原作にした医療ドラマシリーズの劇場版。甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田)と仲間たちが、離島にまん延する未知の感染症に立ち向かう様を描く。壇上には主演の窪田のほか、共演者の本田翼、広瀬アリス、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、矢野聖人、鈴木伸之、八嶋智人、和久井映見、鈴木雅之監督も登壇した。
この日、舞台あいさつで久しぶりに共演者らと再会したという窪田。「みんなで集まるのは久しぶりとは思えないくらい(楽屋で)ずっと喋っていました」と撮影時と変わらぬ和気あいあいとした空気感を紹介。広瀬も「このメンバーはめちゃくちゃ仲良しです」と共演者同士の仲の良さに触れ、「ドラマの前室でもこのテンション。めっちゃ面白いんですけど、側から見ると(身内ノリ過ぎて)全然面白くないっていことに最近気づきました」と話して笑わせる。
矢野は撮影中、性格的に聞き上手なタイプであることから、よく共演者に声をかけられる立場だったといい、「今日はいませんが、丸山智己さんはあんなに身長が高くてスマートで料理上手だけど実は天然。本番中に胸ポケットに駄菓子を入れたまま撮影しちゃうという……」と共演者の素顔を明かす。これに山口も反応して「窪田さんが駄菓子を差し入れてくれたんですけど、私がこれがいいんじゃないかなって(丸山の)胸ポケットに入れたらそのまま行ってしまって……」と明かして笑顔を見せる。
窪田はそんな共演者らのトークに耳を傾けつつ、「ドラマの開始当初から応援してくれたファンの方のおかげで劇場版まで作ることができました。見てくださった方の良い反応がなければみんなで劇場に来ることはできなかった」とファンに改めて感謝の気持ちを述べる。さらに「今、コロナ禍で映画館が寂しい場所になっていることも事実。劇場で、みんなで同じ所で笑ったりしてもらえることが僕にとってすごく嬉しいこと」と続け、「これを見てコロナ禍前の時間を思い出してもらえたりしたら嬉しい」と呼びかけ拍手を浴びていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『劇場版ラジエーションハウス』は4月29日公開