東出昌大『天上の花』冬公開 漫画家・浦沢直樹も出演
東出昌大が主演を務める映画『天上の花』が、2022年初冬に公開されることが決まった。本作には「20世紀少年」などで知られる漫画家・浦沢直樹も出演する。
『天上の花』は、詩人・萩原朔太郎の娘である萩原葉子の小説「天上の花-三好達治抄-」を映画化。秋に開催される大回顧展「萩原朔太郎大全2022」の記念映画として製作された。朔太郎を師と仰ぐ三好達治、朔太郎とその妹・慶子の3人が織りなす、純粋で凄まじい愛と詩人の生を描く。
東出が三好、慶子を入山法子、朔太郎を吹越満が演じ、浦沢は詩人・佐藤春夫にふんする。そのほか、朔太郎の孫で、原作者の萩原葉子を母に持つ萩原朔美をはじめ、有森也実、林家たこ蔵、鎌滝恵利も出演する。脚本は五藤さや香と荒井晴彦が手掛け、監督は『いぬむこいり』などの片嶋一貴が務める。
今年の冬に新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開。今回、三好と慶子のシルエット姿、4人の視線が印象的な2種類のティザービジュアルも披露された。(清水一)