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山下智久、ハリウッド巨匠監督からの助言で新たな発見「自分は完ぺきじゃなくていい」

巨匠マイケル・マン監督とタッグを組んだ山下智久
巨匠マイケル・マン監督とタッグを組んだ山下智久

 山下智久が6日、都内で行われたドラマ「TOKYO VICE」の記者会見に出席し、緊張したというオーディションを振り返った。この日はアンセル・エルゴート渡辺謙菊地凛子伊藤英明笠松将も出席した。

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 日本のWOWOWと米 HBO max が共同で制作した「TOKYO VICE」は、『ヒート』などの巨匠マイケル・マン監督がオール日本ロケを敢行し、新聞記者、警察、ヤクザ、夜の世界で生きる人々を通して1990年代東京の闇社会を描くドラマシリーズ。山下は人気ナンバー1のカリスマホスト・アキラ役を務めた。

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 主演のアンセルから「トモヒサの演技はカッコよくて、みんなも知っているイケメンです。だから、ホストのキャストは完ぺきだったと思います」と紹介された山下は、「カリスマホストというより、クソホスト役」と自虐しながらも、「オーディションを受けたのが3年前になります。マイケル・マンさんの前で演技をしたときは緊張していましたし、まさか自分がこの役をできると思っていなかったので、夢が叶った作品です」と笑顔。「刑事とヤクザ、新聞記者の話ではあるんですけど、一つのスパイスになれるように、自分なりにエネルギーを注入させていただきました」とハリウッド大作への参加を振り返る。

 「撮影を通して、日本や東京を中からも外からも学ばせていただいた気がしました。いろんなカルチャーが現場に混合していたんですけど、いい作品を作るぞ! という情熱は世界共通だと改めて感じることができました」とキャスト&スタッフの熱量を肌で感じた山下。「監督からのアドバイスによって、自分は完ぺきじゃなくていい、格好悪くてもミスがあっても、ありのままの自分でいることを認めていただけた気がした」と新発見もあったそうで、「撮影現場に行く回数は多くなかったんですけど、心地よくて、日々、一秒一秒噛みしめながら現場にいることができたと思いました」と手応えを感じていた。

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 主人公とタッグを組む刑事・片桐役の渡辺とは20数年ぶり、裏社会で暗躍する刑事・宮本役の伊藤とは約10年ぶりの共演。「先輩と同じ撮影現場に戻ってくることができてうれしかったです」と笑顔を見せると、「アンセルくんとか、笠松さんとか、菊地さんとか、素敵な尊敬できる方々に出会えたことをうれしく思いますし、作品に感謝しています」と新しい仲間との出会いにも心を震わせていた。(錦怜那)

「TOKYO VICE」(全8話)は4月7日よりWOWOWオンデマンドにて日米同時配信、4月24日よりWOWOW独占放送

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