実写映画『耳をすませば』10.14公開決定 特報、ビジュアル、追加キャスト発表
柊あおいの同名漫画を清野菜名と松坂桃李のダブル主演で実写映画化する『耳をすませば』が、10月14日に公開されることが決定した。当初は2020年9月18日の公開を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により公開延期が発表されていた。
1995年にスタジオジブリで長編アニメ化され大ヒットを記録。実写映画となる本作では、漫画・アニメ映画で描かれた月島雫と天沢聖司の中学生の物語と、完全オリジナルストーリーとなる二人の10年後の物語を二重構造で描く。出版社で児童小説の編集者となった24歳の雫を清野が、夢を追い続けて海外で暮らす聖司を松坂がそれぞれ演じる。『約束のネバーランド』の平川雄一朗がメガホンを取る。
追加キャストとして発表になったのは、主人公たちの中学生時代を演じる二人。漫画・アニメ映画で描かれた中学生の雫を安原琉那、中学生の聖司を中川翼が演じる。
ティザービジュアルは、劇中に登場する猫の人形・バロンの後ろ姿とともに、「会いたい人がいます。」というキャッチコピーが添えられている。バロンの見つめる先にいる、中学生の雫と聖司、大人になった雫と聖司の2種類があり、どちらもノスタルジックな雰囲気を漂わせている。
特報映像には、地球屋、図書カード、自転車、バロンなど、本作を象徴とするアイテムが多数登場する。そのほか、雫と聖司が中学生の時に約束を交わすシーン、大人になって離れ離れになりながらもお互いを思う姿などが映し出される。最後に、アニメ映画で雫の声を担当した声優の本名陽子が、「耳をすませば」と一言だけ登場するという、作品の世界観を存分に堪能できる仕上がりになっている。(今井優)