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小林聡美「安心感がありました」松重豊との恋愛シーン振り返って笑顔

恋愛シーンにも挑戦した小林聡美と松重豊
恋愛シーンにも挑戦した小林聡美と松重豊

 小林聡美松重豊が18日、都内で行われた映画『ツユクサ』の完成披露プレミアイベントに出席し、本作での恋愛シーンを振り返った。この日は共演者の斎藤汰鷹ベンガル、本作のメガホンを取った平山秀幸監督も登壇した。

小林聡美&松重豊ら登壇!『ツユクサ』完成披露プレミアイベント【写真】

 本作は、田舎町で穏やかに暮らす独身女性に訪れる小さな奇跡を描く人間ドラマ。隕石(いんせき)にぶつかるという信じられない出来事に遭遇した主人公が、日々の暮らしの中でささやかな幸せを得る様を描く。

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 本作で松重との恋愛シーンを演じた小林。「これまで恋愛がらみのシチュエーションはあまりなくて、そういったことが台本に書かれていてドキッとしました」と台本を読んだ時の印象を振り返る。「でも、物語の流れの中で演じればいいなと思ったので、あまり意識しないようにしました。大人なのに草笛吹きながらデートするところがちょっと現実離れしていて、怪しい雰囲気だなって」と撮影を回顧。相手の松重に対しても「松重さんは尊敬する俳優さん。安心感がありました」と助けられたという。

 松重も「この年齢で恋愛を演じるとは思いもしなかった」と恋愛シーンを振り返り、「草笛への挑戦も楽しかった」とにっこり。小林に対しても「スクリーンで見ていた方」だと述べ、学生時代の憧れの存在だったことを明かして「共演していると思春期の頃に戻ってしまう。見ていると高校生に戻っていく、そんな感覚になるのは不思議な感じでした」と述べた。

 そんな2人に対して、ベンガルは「役者をはじめてからもう40年。恋する役は僕もやったことがない。恋する役、恋される役をやってみたい。まだ、そういう話は来ないです」とうらやましげ。「この映画を見ると恋愛がすごく大切なことだと気付かされる。歳をとればとるほど恋愛したいなって。僕は今でもあちこちで恋愛しています。女性は男性にとって憧れ。この映画を見てみなさんも恋をしようって気持ちになってもらえたら嬉しいです」と話す。

 さらに、ベンガルは「この2月に孫が生まれた」ことも報告。「僕に顔が似ているって。まずいなって親戚が大騒ぎしています。僕に顔は似ないでほしいと思います」と照れ臭そうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ツユクサ』は4月29日より全国公開

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