『名探偵コナン』新作、大ヒットスタート!3日間で19億円超え
映画週末興行成績
4月16日・17日、土日2日間の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、青山剛昌の人気漫画を原作にしたアニメの劇場版シリーズ第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が初登場首位に輝いた。土日2日間で観客動員96万6,000人、興行収入13億8,400万円、公開初日から3日間の累計では動員132万人、興収19億円を超える大ヒットスタートを切った。
天使のような白石麻衣!『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』舞台あいさつ【写真13枚】
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は、全国498館(IMAX 39館・4D80館・DOLBY CINEMA5館含む)で公開。ハロウィンシーズンの渋谷を舞台に、コナン達と正体不明の仮装爆弾犯との攻防を描く。声の出演は高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹ら。監督は「ハイキュー」シリーズを手掛けてきた満仲勧。初日から3日間の興行収入は、シリーズ歴代ナンバーワンヒット作である2019年公開・劇場版23作目『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』(興収93.7億円)対比で101%となる好成績。原作コミックは101巻に到達し、累計発行部数は全世界で2.5億部を突破、テレビアニメシリーズも放送1,000回を突破している。
先週、首位スタートを切った『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、2日間で動員33万1,000人、興収5億300万円をあげ、ワンランクダウンも累計では早くも動員140万人、興収21億円を突破している。公開から5週目を迎えた『SING/シング:ネクストステージ』は2日間で動員8万4,000人、興収1億1,100万円をあげ3位。累計では動員218万人、興収27億円を突破した。
他既存作品では、先週は圏外となった『劇場版 呪術廻戦 0』が再び10位にランクイン。歴代興収ランキング18位からの更新はないものの、累計で動員960万人、興収134.6億円を突破している。米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督、西島秀俊主演の『ドライブ・マイ・カー』は圏外ながら35週目で11位と依然好調。
今週は、臼井儀人のコミックを原作にしたシリーズの劇場版30作目『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』、おおじこうじの小説を原案に、水泳に青春をささげる青年たちの活躍を描いたアニメシリーズ劇場版の後編『劇場版 Free!-the Final Stroke- 後編』、『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが『20センチュリー・ウーマン』などのマイク・ミルズ監督と組んだ『カモン カモン』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2022年4月16日~4月17日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』:1週目
2(1)『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』:2週目
3(2)『SING/シング:ネクストステージ』:5週目
4(3)『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』:7週目
5(5)『余命10年』:7週目
6(4)『映画 おそ松さん』:4週目
7(7)『とんび』:2週目
8(6)『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』:2週目
9(8)『モービウス』:3週目
10(圏外)『劇場版 呪術廻戦 0』:17週目