「かいけつゾロリ」35周年記念!新作映画『スターたんじょう』公開決定
今年で35周年を迎える人気児童書「かいけつゾロリ」シリーズの劇場版アニメ最新作『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』が12月に公開されることが決定した。
前作の劇場版『映画 かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』予告編
原ゆたか原作の「かいけつゾロリ」は、いたずらの王者をめざすキツネのゾロリが、双子のイノシシ・イシシとノシシをおともに旅をしながら、行く先々で大活躍する冒険劇。1987年に誕生し、70巻の累計発行部数が3,500万部を突破する、ロングセラー作品として子供たちに親しまれている。
映画『ラララ♪スターたんじょう』は、2019年に発売された「かいけつゾロリ スターたんじょう」をベースに、オリジナルストーリーとして再構成。テレビシリーズの人気キャラクターも総出演し、ゾロリの冒険とスターを目指す女の子・ヒポポの涙と感動の成長物語が、オリジナルソングにのせて描かれる。
公開されたティザービジュアルに描かれているのは、きらめくステージを舞台裏からのぞくゾロリとイシシ・ノシシ、そしてゾロリがプロデュースするヒポポが、大観衆を前に歌う後ろ姿。冒険と感動の物語への期待が高まるビジュアルに仕上がっている。
原作の原は、35周年記念の新作映画に「ゾロリも私もパワーアップしながら冒険をつづけてきて、またいつか劇場映画になるといいなあと思っていたので、こんなにうれしいことはありません」とコメント。「今回のストーリーは歌がたくさんのミュージカル仕立て。苦労してかいた歌詞がどんなメロディーの曲になるんだろうと私も楽しみです。ゾロリたちの歌声がきっとみんなを元気にしてくれるはずなのでぜひ劇場にみにきてくださいね」と読者に呼びかけている。
ゾロリ役の山寺宏一をはじめ、愛河里花子(イシシ役)、くまいもとこ(ノシシ役)、梶裕貴(ビート役)ほか声優陣も集合。監督に緒方隆秀、脚本に冨岡淳広、音楽に田中公平など、テレビシリーズのスタッフが集結する。(編集部・入倉功一)