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浜辺美波、23年前期朝ドラ「らんまん」ヒロインに決定 神木隆之介の妻役

朝ドラヒロインに決定した浜辺美波
朝ドラヒロインに決定した浜辺美波

 女優の浜辺美波が、2023年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」(2023年春放送予定)のヒロインに決定したことが10日、同局より発表された。連続テレビ小説への出演は「まれ」(2015)以来二度目となる浜辺は、主演を務める神木隆之介の妻役を担当。尊敬する先輩・神木との共演に、「企画書を読む手が震えるほど嬉しかったことを覚えています」とコメントしている。

【画像】映画『屍人荘の殺人』でも共演した浜辺美波&神木隆之介

 「らんまん」の主人公は、後に“日本の植物学の父”と称される槙野万太郎(まきの・まんたろう)。実在の人物・牧野富太郎をモデルとしているが、本作はある植物学者の波乱万丈の物語として再構成しているため、原作はなく、人物名や団体名などを一部改称したフィクションとして描かれる。

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 浜辺が演じるのは、富太郎の妻・寿衛をモデルとした槙野寿恵子(まきの・すえこ)。東京の下町で母と菓子屋を営んでいた寿恵子は、万太郎と運命的な出会いを果たし、後に結婚。植物研究に金をつぎ込む夫のため、苦しい家計をやりくりし、あっと驚く方法で家族を救う。

 出演が決まった浜辺は、「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩と共に出演させていただける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほど嬉しかったことを覚えています」と心境を告白。脚本を務める長田育恵とも話をしたそうで、「夫を支えるひたむきな妻、という姿だけではなく寿恵子さん自身が植物のように根を強く張り逞しい女性として生涯を万太郎さんと駆け抜けて行けたらよいなと思っております」と意気込んでいる。

 主演の神木は、「浜辺美波さんのお名前を聞いた時、純粋に嬉しかったです。心から信頼をしている方なので万太郎と寿恵子さんの関係にこの信頼を乗せて築き上げていけたらいいなと思っています」とコメント。プロデューサーの板垣麻衣子は、「寿恵子は、どんな状況も、決して明るさを失わず、軽やかに鮮やかに乗り越える、かっこいい女性です。浜辺美波さんは、花のような可憐さがありながらも、芯のあるかっこよさを感じさせてくれる俳優さんです。神木隆之介さん演じる万太郎とどんな家族を作ってくれるのか、万太郎や 寿恵子自身の才能をどのように咲かせていくのか、楽しみでなりません!」と期待を寄せている。(編集部・倉本拓弥)

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