新海誠監督の新作『すずめの戸締まり』4つのキーワードに注目の場面カット公開
『君の名は。』『天気の子』などの新海誠監督による3年ぶりの新作アニメーション映画『すずめの戸締まり』(11月11日公開)より、ヒロインを取り巻く4つのキーワードに注目の場面カットが公開された。
日本各地の廃墟を舞台にした『すずめの戸締まり』は、災いの元となる「扉」を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語で、新海監督が原作・脚本も担当。4月9日にはヴェールに包まれていたヒロイン・すずめのビジュアル、翌10日には特報映像が公開され話題となった。
今回公開されたのは特報映像の場面カット計6枚で、すずめの旅を読み解く4つのキーワード「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」がポイントとなっている。良く晴れた空の下、きれいな海が見渡せる九州の田舎町の坂道を自転車で下るすずめと、その先から歩いてくる旅の青年、くりっとした大きな目の白い猫、三本脚の古ぼけた小さな椅子、不思議な紋様を浮かべた鍵穴に差し込まれる扉の鍵などの場面写真だ。
新海監督は本作について「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています」と語っている。(清水一)