『ドクター・ストレンジ』アメリカ・チャベス役、撮影現場で珍事件 マーベル社長の挨拶が怖くて身を隠していた
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(公開中)で新キャラクター、アメリカ・チャベスを演じたソーチー・ゴメスが各国メディア向けの合同インタビューに応じ、撮影現場での意外なエピソードを明かした。
【画像】可愛すぎる16歳!アメリカ・チャベス役のソーチー・ゴメス
アメリカ・チャベスは、星型のポータルを介してマルチバースを移動することができる少女。謎の敵に追われていたところで彼女の能力が発動し、ドクター・ストレンジたちがいる世界へと迷い込む。
先月末に、16歳の誕生日を迎えたばかりのソーチー。演じたアメリカ・チャベスも14歳という設定で年齢が近く、「ティーンエイジャーたちがアメリカ・チャベスという人物に共感を持てると思ってほしい」と思いを込める。「アメリカは14歳で、この映画を撮影していた時は私も14歳だったから尚更です。本物のティーンエイジャーが、ティーンエイジャーを演じているのだから。この映画を観て『私でも同じことをするな』と思ってほしいし、そうなったら素晴らしいです」
そんなソーチーは、撮影現場で起きた面白いエピソードを告白。「(マーベル・スタジオ社長の)ケヴィン・ファイギが初めて撮影現場に来た時、私はそのことを知らなくて……。私が撮影現場を歩いていたら、彼がすごく特徴のある声で『ハロー、ソーチー』と言ったんです。頭のどこかで、声の主が誰なのかはわかっていたんですけど、とにかく怖くなって、走り出しちゃって(笑)。そして、トレーラー(車)の後ろに隠れていました」とファイギの呼びかけになぜか恐怖を感じ、身を隠してしまったという。
「心配しないで、ちゃんと戻りましたよ。『オーマイガッシュ、あれってケヴィン・ファイギじゃない? しかも、彼は私のところに来て挨拶してくれた。すごすぎる』なんて思っていました」と続けたソーチー。彼女曰く、ケヴィンは「とにかく優しくて素晴らしい人」だったそうだ。(編集部・倉本拓弥)