元乃木坂46・堀未央奈、アイドル役でドラマ出演「不思議な気持ち」
女優の堀未央奈が、31日にスタートする大政絢主演のTBS連続ドラマ「理想ノカレシ」(毎週火曜・深夜24時58分~)に出演することが明らかになった。昨年3月まで乃木坂46のメンバーとして活躍した堀は、グループ卒業後、初めてアイドル役に挑戦する。
「TBS連ドラ・シナリオ大賞」第4回大賞受賞者の渡邉真子が原案、第5回の入選者である木村涼子が脚本を担当する本作は、アラサー女性のリアルな恋愛観をまじえて、夢のような恋愛模様をオリジナル脚本で描くラブストーリー。主演の大政は、バリバリに仕事をこなす“ハイスペック女子”の主人公・小野寺優芽子(おのでら ゆめこ)役を務める。
外ではデキる女風にふるまっている優芽子だが、家では家事もファッションもおざなり。特に恋愛には不器用で、いまだに高校時代の初恋の相手が理想の男性という始末。そんなある日、プロポーズされるはずだった彼氏にフラれ、職場の後輩にも裏切られたことでどん底を味わった優芽子は、初恋の人と瓜二つの青年と出会い、日常が大きく揺れ動きはじめる。
堀が演じるのは、優芽子が理想の彼氏に育てる青年(佐藤大樹)の幼なじみとして、彼女の前に立ちはだかる女性・三木葵。人気アイドルグループ「Be With You」(通称:ビジュー)の不動のセンターという役どころで、堀は「乃木坂46を卒業してからまたアイドルをやることになるとは思いもしなかったので、不思議な気持ちです」と心境を明かす。
幼いころ太っていた葵は、文集に「将来の夢はアイドル」と書いたことで周囲にバカにされたが、青年だけは彼女の夢を応援してくれた。25歳になったらアイドルを卒業して、青年と結婚すると心に決めているだけに、優芽子に対しては「おばさん」と敵意むき出し。そんな葵役について堀は「アイドルという仕事をしながら1人の女の子としても奮闘する葵を見て、絶対に私は葵の味方でありたいし寄り添ったお芝居をしたいなと思いました」と意気込みを語る。
そのほか本作には、優芽子の理想の彼氏候補役で小宮璃央、細田善彦、生島勇輝、さらに優芽子の親友やライバルとなる女性キャストとして瀬戸さおりと大谷凜香が出演する。堀未央奈のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
ドラマストリーム「理想ノカレシ」は5月31日(火)地上波放送スタート(毎週火曜深夜24:58~25:28)/先行有料配信「Paravi」「U-NEXT」にて5月24日(火)正午配信予定
堀未央奈(三木葵役)
オリジナル脚本と聞いて「どんなストーリーになるのかな」と楽しみな気持ちと、初めて共演させていただく方ばかりでドキドキな気持ちでした。いただいた脚本を実際に読んでみると、恋愛っていろんな物語があって楽しいなあ、パワーがあるなあと思いました。
私が演じる葵ちゃんは、アイドルグループのセンターポジションを担う女の子なのですが、乃木坂46を卒業してからまたアイドルをやることになるとは思いもしなかったので、不思議な気持ちです。アイドルとしての姿、等身大の女の子としての姿にすごく共感しました。私も常に人から見られているという意識は持っていて、お出かけする時もなるべくメイクをして可愛くあろうとしていました。周りからの特別な視線がコンプレックスに感じることもあり、アイドルという仕事をしながら1人の女の子としても奮闘する葵を見て、絶対に私は葵の味方でありたいし寄り添ったお芝居をしたいなと思いました。また、私自身は「アイドルとしてこうありたい」と思うのと同時に、休日はすっぴんで家族とスーパーに行くように普通の女の子として過ごしていたので、ある意味2つの顔があるのは職業的に宿命だなぁと。葵がどんなふうにこのドラマ内で成長していくのか、私も楽しみです。
オリジナル脚本ということで、誰もまだ知らないストーリーがこれから繰り広げられていきます。
キュンキュンしながらも恋愛の難しさや楽しさを、一緒に見ながら感じていただけたらうれしいです。