山田孝之監督「∞ゾッキ シリーズ」内ドラマ「見張り台」キャスト発表
地域ごとに展開する、ドラマ・ドキュメンタリー・旅番組を融合した「∞ゾッキ シリーズ」(全12回)の中で山田孝之が監督を務めるドラマ「見張り台」のキャストが発表になり、あわせて予告映像、場面写真、メイキング写真も公開された。
「∞ゾッキ シリーズ」とは、孤高の天才と称される人気漫画家、大橋裕之の幻の初期作品集「ゾッキA」「ゾッキB」に収録された作品を、竹中直人、山田、斎藤工が共同監督を務め映画化した『ゾッキ』、その裏側をドキュメンタリーとして描いた映画『裏ゾッキ』の続編となる。竹中、山田、斎藤がドラマシリーズでも再度監督を務める。竹中は「ゾッキ C」より、愛の書店員が歪んだ社会に睨みをきかす「平田さん」、山田は「ゾッキB」より、謎の見張り台から何かを監視する男の一時を切り取った「見張り台」、斎藤は「ゾッキC」より、郊外のホームセンターの中で想いが行きかう男と女の姿を描く「シーン1」を監督する。
「見張り台」のキャストとして決定したのは、見張り台の監視員・五木役に、約300名の応募の中から抜てきされた新人・久保田直樹、ベテラン監視員役に渡辺憲吉、隣の見張り台の監視員役・瞳に、同じくオーディションで抜てきされた北原芽依、瞳の友人役に齋藤里菜。山田監督は「今回、オーディションで選ばせていただいて、きた! と言うキャストが決まりましたので、きっと良い大橋裕之のゾッキ『見張り台』になると思います。あとはスタッフやキャストの皆さんとベストパフォーマンスでみんなで助け合って作品を完成させるので、原作とは一味違う面白い『見張り台』にできると確信しております!」と自信たっぷりのコメントを寄せた。
あわせて公開された予告映像には、見晴らしの良い場所にそびえ立つ見張り台に、ヘルメット姿の男性が登ってくる様子が映し出されている。また、山田監督が太鼓判を押すキャスト陣が切り取られた場面写真とともに、監督として撮影現場にたたずむ山田監督の姿を捉えたメイキング写真も公開された。
「見張り台」は、撮影地である豊橋で5月19日にプレミアム上映され、BSデジタル放送「BSJapanext」にて5月22日より放送される。(今井優)