『ドクター・ストレンジ』女優に懲役8年 未成年への性的虐待で有罪
映画『ドクター・ストレンジ』(2016)などに出演した女優ザラ・フィシアンが、未成年への性的虐待で、懲役8年の判決を言い渡された。PEOPLE.comやBBCなどが報じた。
【画像】ザラが出演していたマーベル映画『ドクター・ストレンジ』
フィシアンは2005年から2008年にかけて、夫でマーシャルアーツ・インストラクターのヴィクター・マークと共に起こした、当時13歳の少女に対する性的虐待行為14件で起訴されていた。マークは同件に加えて、2002年から2003年にかけて別の少女(当時15歳)に起こした虐待でも有罪に。フィシアンは懲役8年、マークは「虐待の原動力になった」として懲役14年の判決が下された。
BBCによると、虐待を受けていた少女は、地元警察に対して「自分の判断が間違っていたのかもしれないけど、私はその場を脱出する手段も浮かばず、何かを発することもできなかった」と告白したという。
フィシアンは映画『ドクター・ストレンジ』で、悪役カエシリウス(マッツ・ミケルセン)が率いる集団ゼロッツの一人、ブルネット・ゼロッツを演じた。そのほか、『レベル15』(2014)、『ドラゴン・キングダム 光の騎士団と暗黒の王』(2018)、『アウトロー 咆哮』(2018)などにも出演している。(編集部・倉本拓弥)