小松菜奈×坂口健太郎『余命10年』タイ・台湾で劇場公開決定!
3月4日に劇場公開された映画『余命10年』が、6月よりタイと台湾にて公開されることが発表された。主演を務めた小松菜奈と坂口健太郎のコメントも公開された。
『余命10年』は、映画『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』などの藤井道人が監督を務めたラブストーリー。2007年に刊行された小坂流加さんの同名小説をもとに、数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)が、あるとき参加した地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、心を動かす姿が描かれる。3月4日より全国350のスクリーンで公開され、5月16日までの74日間で累計観客動員数231万人、累計興行収入29億5,000万円を突破している。
今回、6月2日よりタイにて、6月10日より台湾にて劇場公開を迎えることが決定。台湾では4月8日から17日まで開催されていたゴールデンホース・ファンタスティック映画祭にも出品されたほか、原作本である「余命10年」もタイと台湾で翻訳されることが決定している。
公開決定に際して、小松は「公開してからこんなにも長く上映が続き、多くの反響に余命10年チーム一同、日々高揚しています。映画『余命10年』を観にたくさんの方々が劇場に足を運んで下さること、本当に感謝しております。ありがとうございます!! 日本にとどまらず、タイと台湾の上映もまもなくです。作品が大きく大きく羽ばたきみなさんの元へ、その想いと声が誰かへと繋がり、少しでもあなたのそして誰かの生きる力となりますようにそう願っております。上映も残りわずかですがぜひ最後までよろしくお願いします!」、坂口は「『余命10年』が、ここまで多くの人に愛してもらえるようになり、そしてこの作品が世界へ育っていく、とても嬉しく思います。美しく刹那的な2人の時間を、少しずつ丁寧に撮り、和人として茉莉に寄り添うことを大切にしながらこの役を演じきりました。まだまだ劇場でも公開中です。ぜひ、ご覧ください」とコメントを寄せている。(編集部・大内啓輔)