『キャメラを止めるな!』でカンヌ映画祭が開幕
第75回カンヌ国際映画祭
第75回カンヌ国際映画祭が現地時間17日、フランスで開幕し、『カメラを止めるな!』の仏リメイク版『キャメラを止めるな!』(7月15日より日本公開)がオープニング作品として上映された。
2018年に監督、キャストともに無名の低予算映画ながら、大ヒットを記録した上田慎一郎監督のゾンビ映画『カメラを止めるな!』。リメイク版では第84回アカデミー賞で作品賞など5冠に輝いた『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取った。オリジナル版に引き続き、竹原芳子(旧芸名・どんぐり)がプロデューサー役で出演する。
アザナヴィシウス監督、ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョらキャストと共にカンヌのレッドカーペットを歩いた竹原は「『カメ止め』の奇跡がまだ続いているような感覚があります。『カメ止め』の代表として、私はプロデューサー(役)ということでこちらに来ることができたと思っていますので、とても光栄です。『カメ止め』をたくさんの方が観てくださって、応援してくださったので、そのおかげだと思います」とコメント。
上映後にはスタンディングオベーションが起こり、竹原は「素晴らしい体験をさせていただきました。今も夢のようです」と興奮冷めやらぬ様子で語った。(編集部・中山雄一朗)