玉森裕太、管制官の“声”に恋するパイロット役 7月期主演ドラマで中村アンと30代のラブストーリー
Kis-My-Ft2の玉森裕太(32)が、7月期放送の金曜ナイトドラマ「NICE FLIGHT!」(テレビ朝日系・よる11時15分~)で主演を務めることが20日、同局より発表された。「重要参考人探偵」(2017年10月期放送)以来およそ4年半ぶりのテレ朝ドラマ出演となる玉森は、初のパイロット役に挑戦。中村アン(34)演じる女性管制官との大人なラブストーリーが描かれる。また、主題歌をKis-My-Ft2が担当することも決定した。
ドラマは、「一緒に飛ぶと必ずトラブルに遭遇する」という副操縦士が、フライト中にある女性管制官の“声”と出会うところからスタート。悪天候に見舞われ、機長と共にコックピットで対応に追われる中、無線から聞こえてきた管制官の冷静な指示によって、飛行機は無事に羽田空港へと到着する。顔も名前もわからない管制官の声に惚れた副操縦士は、仕事に打ち込む傍ら、忘れかけていた恋愛への気力も取り戻していく。
玉森演じる副操縦士の倉田粋(くらた・すい)は、何事にもまっすぐな性格で、困っている人を見ると助けずにはいられない長男気質。愛嬌のある大型犬のような、可愛さと頼もしさを兼ね備えている。幼い頃から飛行機を見て育ったため、自然と航空業界に憧れを抱くようになり、中学生の頃に経験した海外旅行がきっかけでパイロットを目指すようになった。仕事では「まだ若手だけど、もう新人ではない」世代のリアルな悩みに直面する。
一方、中村ふんする管制官の渋谷真夢(しぶや・まゆ)は常に冷静沈着で、的確かつ丁寧な管制で緊急事態にも迅速に対応するスキルを持つ。無駄な会話はバッサリ切るが、実は感情表現が苦手なだけで、本人なりに努力をしているがうまく行かないことが多い。才色兼備なキャリアウーマン風だが、仕事以外の私生活では典型的なダメ人間で、帰宅と同時にスイッチが切れる。人付き合いは苦手で、人との距離の詰め方がわからないため、彼氏ができても長続きしない。
初のパイロット役にプレッシャーを感じた玉森は、「実際にパイロットの方にお会いしたり、機材を見せていただいたり……という経験をさせていただいて、何気なく乗っていた飛行機や訪れていた空港に、いろんな仕事があって、すごく緻密な計算がされていて、とにかくプロフェッショナルだということを知ることができました」と新たな発見も多かったという。「そんなプロフェッショナルな役柄を演じられることが、今はうれしく、そして楽しみです」と充実感をにじませる。
玉森とはドラマ「グランメゾン東京」(2019)以来の共演となる中村は、「玉森さんとは二度目の共演です。またご一緒させていただけて嬉しいです。役柄同様、前向きな姿勢でパワーを送りたいと思います」とコメント。「私たちが普段当たり前に、飛行機で安全に移動し旅をすることができるよう支えてくださっている、とても大切な仕事なのだとわかり、すごく興味が湧いたと同時に、しっかりと理解し責任を持って演じなければと強く感じました」と意気込んでいる。
本作は、日本航空の全面協力のもと、パイロットや整備士など空港で働く人々のリアリティーを徹底追求。また、国土交通省航空局への取材を重ね、管制官のプロフェッショナルな姿も盛り込んでおり、プロデューサーの神田エミイ亜希子は「日本航空、国土交通省の方々への取材を重ねる中で、空の仕事の最前線に立つ皆さまのプロフェッショナルな姿に何度も“胸アツ”になりました。ドラマの中でも、その“胸アツ感”も味わっていただけるよう、リアリティーにもこだわっています。さらに、大人の不器用な恋愛模様も見どころなので、ぜひ沢山キュンとして頂きたいです!」とアピールした。玉森、中村、神田プロデューサーのコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
〈玉森裕太〉
初めてのパイロット役に最初はプレッシャーを感じました。でも実際にパイロットの方にお会いしたり、機材を見せていただいたり……という経験をさせていただいて、何気なく乗っていた飛行機や訪れていた空港に、いろんな仕事があって、すごく緻密な計算がされていて、とにかくプロフェッショナルだということを知ることができました。そんなプロフェッショナルな役柄を演じられることが、今はうれしく、そして楽しみです。勉強しなくてはいけないことはたくさんあるのですが、僕がこの役を演じることで、見てくださっている方々が「あ、パイロットになりたいな」って思ってくださったり、少しでも夢を持ってくださったらいいなと思っています。
僕も小さい頃はパイロットに憧れた時期もありました。かっこいいですからね! セリフには英語も多いですし、コックピットで機器を扱う仕草などもたくさん出てくるので、ひとつひとつ理解しつつ、夢のある姿をお見せできたら、と思います。
中村さんとは2度目の共演ですが、とにかく明るい方。僕とは逆だな、って思っています(笑)。根も明るい方だと思うので、その明るさやポジティブなところを、吸収していきたいです!
〈中村アン〉
今回、この役をいただいてから管制官という職業について深く知りました。私たちが普段当たり前に、飛行機で安全に移動し旅をすることができるよう支えてくださっている、とても大切な仕事なのだとわかり、すごく興味が湧いたと同時に、しっかりと理解し責任を持って演じなければと強く感じました。
管制官の仕事の資料や映像を見たり聞いたりしながら、想像を膨らませ、空を見上げたときに目に入る飛行機を眺めては、ひたすらイメージする毎日です。プロフェッショナルな部分とそこから生まれるラブストーリーを楽しんでいただけたら嬉しいです。
玉森さんとは二度目の共演です。またご一緒させていただけて嬉しいです。役柄同様、前向きな姿勢でパワーを送りたいと思います。
〈神田エミイ亜希子プロデューサー〉
空を飛んで、誰もが好きなところに行けるーー。そんなキラキラとした明るい世界であってほしいという思いを込めて、この作品を企画しました。パイロットとして頑張っている主人公は、圧倒的なかっこよさと繊細な芝居が光る玉森裕太さんが演じて下さいます。また、恋の相手となる管制官は、華やかさとナチュラルさを併せ持つ中村アンさんにお願いしました。最高にクールなお二人に出て頂けるという事で、ワクワクしています。
また、日本航空、国土交通省の方々への取材を重ねる中で、空の仕事の最前線に立つ皆さまのプロフェッショナルな姿に何度も“胸アツ”になりました。ドラマの中でも、その“胸アツ感”も味わっていただけるよう、リアリティーにもこだわっています。さらに、大人の不器用な恋愛模様も見どころなので、ぜひ沢山キュンとして頂きたいです!