人気ゲーム「グランツーリスモ」映画化へ!監督候補に『第9地区』ニール・ブロムカンプ
米ソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションズが、大人気レースゲーム「グランツーリスモ」の映画化を企画していると、Deadlineが独占で報じた。
1997年12月に1作目が発表された「グランツーリスモ」は、実在するスポーツカーや多様なサーキットを収録し、グラフィックやサウンドまでリアルなカーレーシング体験を追求した人気作。シリーズは今年25周年を迎え、3月には最新作「グランツーリスモ7」が発売された。
同サイトによると、監督候補として『第9地区』を手がけたニール・ブロムカンプの名前が挙がっているという。ブロムカンプは、アクションゲーム「Anthem」の前日譚を描く短編映画『コンヴィクション(原題) / Conviction』を監督したほか、2017年にインデペンデントスタジオ「Oats Studios」を立ち上げ、実験的な短編作品を世に放っている。代表作『第9地区』は続編企画も始動しており、昨年2月には脚本執筆中であると自らTwitterで明かしていた。
なお企画は初期段階であり、一部で報じられたテレビシリーズ化は正確な情報ではないとDeadlineは指摘している。プレイステーション・プロダクションズは今年、人気アドベンチャーゲームをトム・ホランド主演で実写化した映画『アンチャーテッド』を公開し、全世界興行収入4億84万5,224ドル(約521億円)の大ヒットを記録。今後も「ゴースト・オブ・ツシマ」実写映画版、「ゴッド・オブ・ウォー」実写ドラマ版など、人気タイトルの映像化に挑む。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)(編集部・倉本拓弥)