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鬼才テリー・ギリアム幻の名作!『ジャバーウォッキー』4Kレストア版ポスターが公開

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 鬼才テリー・ギリアム監督の原点にして、単独初監督作『ジャバーウォッキー』。4Kレストア版の7月1日公開を前に、ギリアム監督も登場する日本版ポスタービジュアルが公開された。

幻の名作!『ジャバーウォッキー』場面写真

 『ジャバーウォッキー』は、日本では1980年に小規模で劇場公開され、後にビデオが発売されているがDVD化はされておらず、ファンの間では鑑賞が難しい幻の名作と呼ばれている作品。本作の大ファンであるマーティン・スコセッシジョージ・ルーカスの出資により4Kレストアが実施され、ギリアム監督もスーパーバイザーとして参加している。

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 ルイス・キャロルのナンセンス詩を基に、とある王国を舞台に凶暴な怪獣退治に巻き込まれた青年の活躍を描く、ブラックユーモアたっぷりの中世ファンタジック冒険コメディー。イギリスのコメディーグループ“モンティ・パイソンズ”のメンバーであるマイケル・ペイリンが主演を務める。

 公開されたポスターは、牙がたくさん生えた緑色の生き物の口の中に、登場人物らの顔や劇中のモチーフがコラージュされたレトロな雰囲気のデザインだ。中央で驚いた表情を浮かべている主人公デニス、ほほ笑む王、頬杖をついた姫、ギリアム監督本人の姿もある。キャッチコピーにある「めでたし、めでたし、じゃない方の物語。」からもわかるように、ギリアム監督ならではの奇想天外で刺激とブラックユーモア満載な展開が期待できる仕上がりになっている。

 ポスターデザインを担当した塚本陽は「ただでは済まなそうな雰囲気を感じられるよう、目一杯楽しみつつ丁寧に作成しました。ポイントとしては、原題タイトルを翻案して邦題ロゴにしたこと、水彩と銅版画のアプローチでお伽噺感を出した」とコメントを寄せた。(今井優)

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