長谷川博己&綾瀬はるか、息ぴったり!『はい、泳げません』プールシーン公開
長谷川博己主演の『はい、泳げません』(6月10日公開)から、映画では初共演となる綾瀬はるかとのクスリとさせる掛け合いを収めた54秒の本編映像が公開された。
本作は、高橋秀実の同名エッセーに基づくヒューマンドラマ。カナヅチで堅物の哲学者・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)と、水の中の方が生きやすい水泳コーチ・薄原静香(うすはらしずか)の希望と再生の物語が展開する。大河ドラマ「麒麟がくる」以来の主演となる長谷川が小鳥遊に、月9ドラマ「元彼の遺言状」が放送中の綾瀬が薄原にふんする。二人の共演は綾瀬主演の大河ドラマ「八重の桜」(2013)以来。
公開されたのは、泳げない小鳥遊が初めてプールに入るときの様子を収めたシーン。水泳教室の見学に来たつもりが急遽体験することになりプレッシャーのせいか腹痛に襲われ、トイレから戻る場面から始まる。小鳥遊は顔面蒼白で「あの、すみません」と手を挙げ帰宅しようとするが、薄原コーチはその言葉を遮るように「水の中に入りましょう」と促し、プールの中へ。
小鳥遊が「あ……でも、準備運動が、ま、まだですし……」 「こ、心の準備はもっとまだで……」 「(トイレから出て)あ、手を洗うのを忘れてた」としどろもどろで言い訳を並べるも、薄原は「つべこべ言わない!」とピシャリ。それでも決心がつかない小鳥遊はその後、同じく水泳教室に通う主婦たちの“協力”により思わぬかたちでスタートをきることとなる。
自身は泳ぎが好きだという長谷川が、水恐怖症の主人公に挑戦。一方、綾瀬は水泳コーチ役とあってクランクイン前から泳ぎの練習を行い、撮影中も出番が終わった後にも練習を欠かさなかったという。プールの中で頭でっかちな言い訳を繰り返す小鳥遊と、そんな彼を力強く引っ張っていく薄原の掛け合いが垣間見える映像となっている。(編集部・石井百合子)