清原果耶『線は、僕を描く』で横浜流星の美しきライバル役に
横浜流星が主演を務める『線は、僕を描く』(10月21日公開)に、清原果耶が横浜演じる主人公のライバル役で出演することが決定した。
砥上裕將による同名小説が原作となる本作は、一人の青年が水墨画との出会いによって人生を取り戻していく姿を描いた、喪失と再生の物語。『ちはやふる』シリーズの小泉徳宏監督がメガホンを取り、横浜が、とあるきっかけで水墨画と出会い、学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介役にふんする。
清原が演じるのは、主人公の強く美しきライバルの篠田千瑛(ちあき)。小泉監督作品には『ちはやふる -結び-』以来4年ぶり、横浜と演は『愛唄 -約束のナクヒト-』以来3年ぶりの共演となる。撮影前には、横浜と同じく水墨画家の小林東雲のもとで水墨画の練習を行った。清原について、東雲は「思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした」と絶賛した。
清原、小林のコメントは以下の通り。(今井優)
清原果耶
久しぶりの映画の現場と小泉組で、クランクイン前はとてもドキドキしていたのですが、懐かしい温かさと緊張感に包まれた充実した撮影期間でした。
そして今回初めて水墨画に挑戦させていただいたのですが、水墨画監修の東雲先生が千瑛が描く線を丁寧に教えて下さったのでそのニュアンスをなぞることが出来れば良いなと思いながら撮影に臨みました。
横浜流星さんとは、数年ぶりの共演でしたがその頃から変わらないストイックさがとても頼もしかったです。
篠田千瑛として作品の一部になれたことをうれしく思います。公開までお楽しみに。
水墨画監修・小林東雲
清原さんは、強く温かみのある線を描かれるんです。横浜さんに近いんですよ。
思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした。
熱心だし、物事に対して誠意をもってあたる。
横浜さんと清原さんが本当に水墨画に合った人たちだったのが救いでした。そうでないとこの映画は出来なかったです。