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ディーン・フジオカ、WOWOWドラマ初主演 石ノ森章太郎「HOTEL」を令和に再構築

やり手のホテル総支配人を演じるディーン・フジオカ
やり手のホテル総支配人を演じるディーン・フジオカ - (C)石森プロ (C)WOWOW

 俳優のディーン・フジオカが、9月からWOWOWで放送・配信される「連続ドラマW HOTEL -NEXT DOOR-」で主演を務めることが決定した。漫画家・石ノ森章太郎さんの代表作「HOTEL」を令和版として再構築した作品で、ホテル・プラトンの凋落と危機をオリジナル脚本で描く。

色気がすごいディーン・フジオカ【写真】

 漫画「HOTEL」は、大型ホテル・プラトンを舞台に繰り広げられる多種多様な人間模様を描いたヒューマンドラマ。1990年からTBS系でテレビドラマ化され、「姉さん、事件です」の名セリフと共に反響を呼んだ。

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 「NEXT DOOR」が描くのは、「HOTEL」の四半世紀後の物語。競争激化にともない経営の悪化したプラトンの総支配人として招聘された主人公・三枝克明(ディーン)が、驚異的なスピードでホテルの全領域に業務改革のメスを入れていくなか、時代の岐路に立たされた老舗ホテルマンの姿を描く。

 ディーン演じる三枝は、経営不振ホテルの整理・解体・売却を請け負うと噂され、“ホテル座の怪人”の異名を取るプロフェッショナル。様々な部署やサービスの現場に出没し、切り口鋭い業務改善を実践していく彼によって、混乱の渦に飲まれるプラトン。さらに彼には、隠された秘密と大きな別の目的があった。

 WOWOWドラマ初主演となるディーンは、三枝について「負のスパイラルを正のスパイラルに変えていく為の改革を実践していく三枝克明という存在に深い共感を覚えました」とコメント。「“ホテル座の怪人”こと三枝克明が、ホテルの全領域に業務改革のメスを入れていくそのメス捌きにも注目ですが、最後までご覧いただくことで解き明かされる三枝の隠された目的にきっと多くの方が心を揺さぶられると思います」と見どころを語っている。

 監督は『母さんがどんなに僕を嫌いでも』などの御法川修、脚本は山浦雅大川口清人が担当。御法川監督は「団塊ジュニア世代である私にとって、漫画界のレジェンド・石ノ森章太郎先生が創造した作品群からの影響は計り知れないものがあります。とりわけ『HOTEL』といえば、『姉さん、事件です!』の名台詞が瞬時に浮かぶほど、一世を風靡したドラマ版の記憶が今も鮮明。原作コミックのエピソード数は全322話。その全てを読み込み、昇華させ、現代に再起動させるプロジェクトに燃えています」と意気込みを語っている。(編集部・入倉功一)

「連続ドラマW HOTEL -NEXT DOOR-」はWOWOWにて9月放送・配信スタート(全6話)

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