「マイファミリー」最終回、まさかのカウントダウンに騒然
二宮和也主演の日曜劇場「マイファミリー」(日曜よる9時~TBS系)が12日に最終回を迎え、冒頭の異例の“カウントダウン”が注目を浴び、「真犯人登場」「あと32分」がTwitterトレンド入りする反響を見せた(※一部ネタバレあり)。
本作は、時代の寵児ともてはやされるゲーム会社社長・鳴沢温人(二宮)の娘・友果(大島美優)が誘拐された事件を皮切りに、複数の誘拐事件が絡み合っていくさまを描くサスペンス。オリジナル脚本は、「危険なビーナス」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」など数々の日曜劇場に名を連ねてきた黒岩勉によるもの。「誰もが怪しい」と思える多面的なキャラクター描写や複雑な人間関係が話題を呼び、話数を重ねるごとに犯人予想が白熱していった。
最終回では、スポンサー紹介の冒頭で「真犯人登場まであと32分!」のテロップが流れ、ネット上ではまさかの事前告知に「斬新」「教えてくれたw」「ドキドキが止まらない」と騒然となった。
これまでに誘拐されたのは、温人の娘・友果のほか、温人の大学時代の親友で弁護士・三輪(賀来賢人)の娘・優月(山崎莉里那)、温人と家族ぐるみの付き合いのある実業家・阿久津(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)、そして5年前に起きた元刑事・東堂(濱田岳)の娘・心春(野澤しおり)。この中で友果と優月を誘拐したのは自分の娘を取り戻したい一心で引き起こした東堂だったが、心春と実咲に関しては未解決のまま。前話では、実咲が友果に渡したタブレットに事件を解くカギがあることが示唆された。
冒頭の告知の影響もあって、放送中もネット上で犯人予想が繰り広げられていたが、放送から20分程経った頃には「いかにも怪しい」刑事の日下部(迫田孝也)はミスリードとみる声が多く上がり、真犯人が判明するとその動機が「許しがたい」と注目を浴びていた。
そして、犯人が度々用いていた「決めるのは私です」という言葉。この言葉が生まれるきっかけはあまりにも痛ましいもので、「まさか●●のセリフだったとは」と視聴者に衝撃を与えていた。
放送中、タイトルのほか東堂亜希(※東堂の妻)、葛城さん、日下部さん、富澤さん、阿久津さん、迫田さんなど複数のワードがTwitterトレンド入りし、放送後は心春ちゃんが上位に入っていた。(編集部・石井百合子)