『007』アナ・デ・アルマスがマリリン・モンローに!18禁の新作、初映像
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のパロマ役で多くの人々を虜にした女優のアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローにふんした新作映画『ブロンド(原題) / Blonde』のティザー予告編(海外版)が公開された。
ジョイス・キャロル・オーツによる同名ベストセラー小説を基に、世界で最も有名なセックスシンボル、マリリン・モンロー(本名:ノーマ・ジーン)の複雑な人生を大胆に再解釈した本作。事実とフィクションの境界を曖昧にしながら、アイコンとしてのマリリンと、生身の人間としてのノーマの葛藤を描く。その大胆で挑戦的な内容から、アメリカではNC-17(18歳未満は鑑賞不可)という最も厳しいレーティングを受けたことも話題になった作品だ。
初映像となるティザー予告編では、「どうか来て。わたしを見捨てないで」と不安から涙するノーマが、「彼女は来るよ。もうそこにいる」というメイクアップアーティストの言葉通り、次の瞬間には人々が知る妖艶な“マリリン”へと変貌するさまが確認できる。一瞬にして別人となる、アナの高い演技力は必見だ。
47日に及んだ実際の撮影期間では、毎日2時間半から3時間かけてヘアメイクをしたアナ。準備期間を含めると、ほぼ1年にわたって同作に取り組んだといい、原作、写真、映像、音声、映画など手に入る全てを研究し尽くし、「この時、ノーマ・ジーンは何を感じていたのか?」を徹底的に考えていった。
監督・脚本を務めたのは、『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』のアンドリュー・ドミニクで、アナは「彼は世界に、マリリンでいることだけでなく、ノーマ・ジーンでいることは実際どんな感じなのかを体感してほしくてこの映画を作ったの。わたしが今まで観たなかで最も大胆で、悪びれてなくて、フェミニストな、彼女の物語に関する解釈だと思う」と語っている。『ブロンド(原題)』は9月23日にNetflixで世界配信。(編集部・市川遥)