山本耕史、食事を栄養素で語る!『ハガレン』完結編の撮影秘話P語る
映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』(公開中)と『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(6月24日公開)の葭原弓子プロデューサーが、アレックス・ルイ・アームストロング役を担った山本耕史の撮影の裏側の様子を明かした。
本作は、荒川弘による大人気コミックを実写映画化した『鋼の錬金術師』(2017)の続編であり完結編二部作。エドワード・エルリック(山田涼介)がアメトリスで出会うのが、国家錬金術師のアームストロング少佐(山本)だ。
少佐は、強靭な肉体を持ち、強面だが心優しい性格。独特な髪形が特徴で、このビジュアルをつくりあげるためにかなりの時間がかかったという。葭原プロデューサーは、「すごく難しい髪型をしているので、かなり時間がかかりました。人が演じるので、漫画やアニメに寄せすぎず、ちょうどいい落としどころを探していく感じでした。山本さんご自身と、監督とヘアメイクさんでここまでだったらやっても平気かな? とか、もっとやった方が良いのかな? と議論を重ねていました」と回顧する。
さらに、「特殊メイクは、毎日2時間半から3時間かけてしていただきました。特殊メイクを取るのにも、1時間半かかる大変な作業を日々していただいておりました」と撮影前後も大変だったようだ。
劇中では、山本が肉体美も披露。「元々、お体を鍛えていらっしゃり、トレーニング方法を熟知されているので、役に合わせたトレーニングを、ご自身で3か月以上前からしてくださっておりました」という徹底ぶり。「撮影中もずっと筋トレをされており、山田さん、新田(真剣佑)さん、ディーン(フジオカ)さんなどの筋トレに関心が高い方々の先生になり、筋トレ教室を開いていらっしゃいました。また、食事を栄養素でお話しになるのに、驚きました」と振り返る。
また、撮影では「山本さんは、原作をかなり読み、キャラクターのふり幅に対して、監督に『やりすぎましたか?原作に近いですか?』と確認しながら、つくりあげていました」と語っていた。(編集部・梅山富美子)