北川景子、七夕の願いは「家族とクワガタ」の健康
北川景子が25日、新宿バルト9で行われた映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』公開記念舞台あいさつに戸田恵子、中尾隆聖らレギュラー声優陣、そしてゲスト声優のジャングルポケット(斉藤慎二、おたけ、太田博久)とともに来場し、「七夕のお願い」を発表する一幕があった。
やなせたかしの絵本を原作とする人気アニメシリーズの劇場版第33作となる本作は、どんなものにも変身できる愉快なオバケたちの祭り「バケールカーニバル」に招待されたアンパンマンたちが、カーニバルを混乱させようとするばいきんまんに立ち向かうさまを描き出す。
会場にはアンパンマンファンの小さな子どもたちで満員。子どもたちの無邪気な声がする会場内にやってきたアンパンマン役の戸田は「ここ数年はコロナ禍ということもあって、舞台あいさつもできずにおりまして。ようやく皆さんにお会いできて本当にうれしいです。早く観たいですよね。もうちょっと我慢してくださいね」とあいさつ。
続いて変身が苦手なオバケの男の子・ドロリンの声を担当する北川も「このたびアンパンマンファミリーの一員になれて本当にうれしいです。この映画をお届けするのを本当に楽しみにしてきました」と喜ぶ。さらに会場に集まった小さな子どもたちの姿を目の当たりにし、思わず顔をほこらばせると、「今日、たくさんのお子さんたちの笑顔がこっちからも観られるので本当にうれしく思います。今日はぜひとも楽しんでください」と会場の子どもたちに呼びかけた。
さらに本作の見どころについて質問された戸田は、「まずは今回、ゲストで参加してくださった北川景子ちゃんとジャンポケの皆さんの活躍にぜひ注目してください」と切り出すと、「これね、名前を聞いてなかったら、誰がやってるのかなと思うくらい本当に馴染んでいて。上手に演じていただきました」とゲスト声優陣を称賛した。
さらに「見どころというのは全部そうなんですが、景子ちゃん演じてくれたドロリンとアンパンマンが肩を寄せ合って、しんみりといろんな話をするシーンがあって。悩んでいるドロリンに向かって自分の過去の生い立ちみたいなことを話すんです。ちょっとしんみりとしたところですけど、そこがとても心に残るシーンとなりました」と明かした。
続いて「最高に楽しいこと」について質問された北川は「わたしは小さい頃から生き物が好きで。動物園に行ったり、水族館に行ったりして。最近はそれを自分の子どもと共有できるので楽しいです」と返答。さらに好きな生き物については「カクレクマノミとクラゲです」と笑いながら明かした。
さらにこの日は、いよいよ七夕も近づいてきたということで「七夕のお願い」を発表することになり、「家族とクワガタが健康に暮らせますように」と発表した北川。その理由について「うちには猫もいるんですけど、猫も含めて家族みんなで元気に暮らしたいなと思っています。それで今年からはニジイロクワガタというのが4匹、家に来たので。これから交配させたりと、いろいろと楽しみなことがあります」と生き物好きということで、ワクワクした様子で付け加えた。
そしてイベント終盤にはアンパンマンとバイキンマンが「サンサンたいそう」を披露することに。その踊りを間近で見た北川は「気分が自然にあがっちゃう。一緒に踊りたかったです」と笑顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)
『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル』全国公開中