「イケメンを見るのが好き」水石亜飛夢ら、意外な癖やフェチ明かす
都内で25日に行われた映画『鍵』と映画『人でなしの恋』の2作品合同初日舞台あいさつに出席した俳優の水石亜飛夢らが、両作品の作品内容に絡め、自身の「癖」や「フェチ」について意外な回答をして観客を驚かせた。
この日のイベントは、主人公が配偶者を奪われるという“NTR(寝取られ)”を共通点とした井上博貴監督の2作品の合同舞台あいさつとして行われた。『人でなしの恋』は文豪・江戸川乱歩の同名短編小説をアレンジして映画化した作品で、幸せな結婚生活を送っていた妻が夫の浮気を疑い、探偵を雇って真相を暴こうとするさまを描く。
『鍵』は、文豪・谷崎潤一郎の同名小説を映画化した作品で、大学教授である主人公が、自分自身の性的興奮のために妻と教え子が接近するよう仕向けるさまを描く。壇上には水石のほか、井上監督と『鍵』に出演した水澤紳吾、秋谷百音、『人でなしの恋』出演の兎丸愛美、細田善彦、渋江譲二も登壇した。
水石は『鍵』で主演の水澤が演じた中年の大学教授・神田の生徒を演じる。撮影の感想を問われると、「こんな艶っぽい役は初めて。みなさん、どんな感想を持っていらっしゃるか楽しみ」と笑顔。また、トークの最中、両作品の内容に絡めて、自身の「癖」や「ニッチな趣味」を登壇者がそれぞれ明かし合う一幕があったが、水石はここで「イケメンを見るのが好き」と回答した。
24日に公開されたばかりの『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』にも出演する水石は、これまで数々のイケメン俳優たちと共演。「バンドマンの方とか細い方が多いんです。僕は生まれながらに骨がしっかりしているので(そういう人たちの)細い体を見るのが好き。イケメンの顎の骨とかを見て、いい線しているって思ったり」と語り、「顔が整っている人を見るのは、それで興奮とかじゃないんですけど、好きです。『イケメンや!』って」とにっこり。「水石さんもイケメンです」と司会者に声をかけられると「ありがとうございます!」と元気よく返して客席を笑わせた。
「フェチ」に関しては水澤も「ゴムの匂いが好き。工事現場のゴム板を見ると齧り付きたくなる」と話して登壇者を驚かせる。また、秋谷の「手が、手から腕にかけての肉感を見るのが好き。薄い方とか、丸みを帯びた肉厚の方とかの骨と肉の感じを見るのが好きです」という意見に、兎丸は「怖い」とツッコミを入れつつ笑顔を見せていた。
兎丸自身も「好きな体型があって、お腹出ている男性が好きなんです。お父さんみたいな体型。仲がいい人は触らせてもらったりする」と明かし、細田は「犬の足の匂いが好き」と続く。渋江は「寝取られの趣味がわからなくもない」とこちらも爆弾発言で周囲を驚かせ、「誰にでもちょっとしたフェチはあると思うんです。でも、願望があっても実際できない」と語って笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『鍵』と映画『人でなしの恋』は池袋HUMAXシネマズにて公開中