『トップガン』続編、世界興収10億ドル突破 トム・クルーズ史上初の快挙
映画『トップガン』の36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』の全世界興行収入が10億ドル(約1,300億円)を突破し、今年最大のヒット作となったことが明らかになった。主演のトム・クルーズにとって、主演映画の10億ドル突破は史上初の快挙である。(数字は Box Office Mojo 調べ・1ドル130円計算)
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公開からわずか1か月で、全世界興行収入は10億642万3,000ドル(約1,308億円)を記録。パンデミック下における10億ドル突破は、ソニー&ディズニー共同製作の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に続き史上2作目となった。米パラマウント・ピクチャーズによると、観客の16%以上がすでに1回以上鑑賞済み、4%が4回以上鑑賞するなど、多くのリピーターを生み出したことがヒットの理由と分析している。
主要な映画マーケットである中国とロシアでは公開されていないものの、海外興収は4億8,470ドル(約630億円)と全世界興収の48.2%を占めており、海外でも根強い人気を獲得。日本でも公開4週目にして、週末全国映画動員ランキングで首位に返り咲いており、累計興収は60億円を突破した。(編集部・倉本拓弥)