金ロー『時をかける少女』声優キャストは?当時16歳の仲里依紗が主人公・真琴役
本日(1日)に日本テレビ系「金曜ロードショー」で夜9時から10時54分まで、本編ノーカットで放送される細田守監督のアニメーション映画『時をかける少女』(2006)の声優を振り返る。
本作は、1983年の大林宣彦監督・原田知世主演の実写映画など、度々映像化された筒井康隆のSF小説に基づく青春ストーリー。ある日突然、自在に時を超えるタイムリープの能力を身につけた高校2年生の真琴が、日常の些細な不満や欲求のために能力を使ううちに、人生のかけがえのない時間の意味を見いだしていく。2006年にわずか6館で劇場公開のスタートだったが、口コミでロングランとなり、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。さらにアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門特別賞を受賞するなど国内外で高い評価を受け、細田監督の名を世界に知らしめた。
主人公の真琴に当時16歳だった仲里依紗、クラスメイトで春に転校して来たばかりの千昭に石田卓也、医者の息子で秀才の功介に板倉光隆。同じく同級生の高瀬に松田洋治、果穂に谷村美月、友梨に垣内彩未。真琴の叔母・芳山和子に原沙知絵。真琴の妹・美雪に関戸優希、父に桂歌若、母に安藤みどり。福島先生に立木文彦、老守衛に中村正、おばさんに山本圭子。
主演声優を務めた仲は、2010年公開の谷口正晃監督による実写映画『時をかける少女』でも主演を務め、母・芳山和子に代わって1970年代にタイム・リープする女子高生あかりを演じた。
次週8日も細田監督の興行収入66億円のヒットを記録した『竜とそばかすの姫』を放送。なお、「金曜ロードショー」のスクリーンの前で各国の女性たちが佇むオープニングは細田監督が制作したもので、昨年に引き続き『時をかける少女』の真琴と『竜とそばかすの姫』のベルが登場する“特別バージョン”が放送される。(編集部・石井百合子)