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「雪女と蟹を食う」重岡大毅が新境地の予感!冒頭から一気に引き込む迫真演技

濃厚キスも…
濃厚キスも… - (C)「雪女と蟹を食う」製作委員会

 重岡大毅ジャニーズWEST)が主演を務めるドラマ「雪女と蟹を食う」(テレビ東京ほか、毎週金曜深夜0時12分~放送)が7月8日にスタート。重岡が新境地ともいえる演技に挑んでいる。

 本作は、ヤングマガジンおよびWEBで連載され人気を博したGino0808による同名漫画を原作に、冤罪により人生が狂い自殺を決意した男・北(重岡)と、時に雪女を彷彿とさせるような謎多きセレブ妻・雪枝彩女(入山法子)の奇妙な二人旅を描くラブストーリー。監督をNetflixシリーズ「全裸監督」や日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画『ミッドナイトスワン』などの内田英治が務め、東京のほかに日光や会津若松、青森、函館、札幌などでも撮影が行われた。

 数々のドラマで存在感を示してきた重岡だが、本作では第1話からさっそく、新境地ともいえる熱演を披露。その冒頭では、ある夏の日、熱気を帯びた和室で何やらブツブツと言いながら命を絶とうとしている男が登場。だが、どうしてもあと一歩が踏み出せずにいる。首を吊ろうと決意するも、泣きながら自分に言い訳をして縄を首から外す一連の言動は迫真のもの。SNSで視聴者による自殺を試みる演技に絶賛の声が見受けられた。

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 そこから憑き物が取れたように「どうせ死ぬんだから」と開き直る様子は、その後に続く現実味のない展開にも説得力を与えるほどのリアルさがある。そして、テレビのグルメ番組を観て「北海道で蟹を食べてから死ぬ」と決意し、図書館で出会った高級住宅街に住む人妻(入山)と出会った北。家に押し入り、金を要求するが、彼女の行動はまったく予期せぬもの。そんな彼女との逃避行とも違う、奇妙な二人旅が始まっていくことになった。

 重岡はモノローグ中心でセリフに頼らない演技を披露し、喜怒哀楽さまざまな感情に振り回される北を熱演。生々しさもある人間描写や、濃厚なキスやベッドシーンにも挑戦しており、謎めく展開に期待を高める内容となっていた。ジャニーズWESTとしてライブツアーを行いながらの撮影だったという重岡だが、ハードな日程のなかでも見せた新境地の演技にはファンからも高評価が続々と寄せられている。

 今後、北海道に至るまでの奇妙な二人旅。2話では日光の街並みや中禅寺湖といった名所も登場する。ロードムービーのような趣もあり、謎めく展開にさらなる期待が高まる。(編集部・大内啓輔)

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