吉野北人、人見知りで反省の日々もドラマ撮影に充実感
吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が12日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「魔法のリノベ」制作発表会に出席。吉野は「人見知り」を克服しようと積極的にコミュニケーションをとろうと努力しているものの「いつも反省ばかり」と語ると、共演の間宮祥太朗から「すごく努力しているのがわかったよ」と優しい言葉をかけられホッとした表情を浮かべていた。発表会には波瑠、間宮、金子大地、原田泰造、遠藤憲一も参加した。
星崎真紀の同名コミックを実写ドラマ化した本作。波瑠演じる大手からワケあり転職をした敏腕営業・真行寺小梅と、間宮ふんする脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始めるシングルファーザー福山玄之介の凸凹営業コンビが、住宅リノベで、家や依頼人の心に潜む魔物を退治していく姿を描く。
吉野は、遠藤演じる「まるふく工務店」社長・福山蔵之介の三男で設計士の福山竜之介。吉野にとって本作は、ゴールデンプライム帯のドラマ初出演となるが、グループのメンバーが自分のことのように喜んでくれていたことを明かすと「僕自身も役者としてあまり経験がないので、監督さんやスタッフさんに『いまの演技大丈夫でしたか?』と前のめりに聞いてチェックしていました。めちゃくちゃ勉強になっていますし、自分の成長につながる作品になっています」と充実感をにじませていた。
作品に貪欲に向き合う吉野だが「めちゃくちゃ人見知りなんです」と明かすと「いつも撮影が終わって家に帰ると『あのときもっとこう返せばよかった』って反省してばかり。もっとコミュニケーション能力を上げたいし、みんなと仲良くしたい」と思いを吐露。そんな吉野に兄役の間宮は「人見知りだなってわかっていたけれど、現場で努力しているよね」と吉野の立ち振る舞いに理解を示すと「(吉野から)『祥にいって呼んでいいですか?』と言われたんです。でも待てど暮らせど呼んでくれないんですよ。でも可愛いでしょ」と優しいまなざしを向けると、吉野も「4回ぐらいしか呼べていません。これから毎日呼びたいです」と意気込んでいた。
俳優の先輩たちに囲まれ、まだまだ緊張の日々だという吉野。しかし波瑠演じる小梅の元恋人・久保寺彰役の金子とは、同級生ということで意気投合したよう。吉野「大地くんとは結構仲良くなったんです」と目を輝かせると、金子も「性格診断みたいなアプリで調べたら、ばちくそ相性が良くて。それから僕はほっくんって呼んでいるんです」というエピソードを披露。吉野も「だいちゃんって呼んでいます」と照れくさそうに語っていた。(磯部正和)