クリス・プラット、2代目インディ・ジョーンズ就任を否定「ハリソンの幽霊に取り憑かれるかも」
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのクリス・プラットが、ハリソン・フォードに続く2代目インディ・ジョーンズに就任する可能性を、ポッドキャスト番組 Happy Sad Confused で否定した。
【画像】80歳ハリソン、最後のインディ・ジョーンズ!第5弾ビジュアル
インディ・ジョーンズ役候補として、クリスの名前が挙がったのは2015年のこと。Deadlineは当時、パラマウントからシリーズの版権を獲得した米ディズニーが、クリスが主演、スティーヴン・スピルバーグが監督を務める『インディ・ジョーンズ』リブート版を検討していると報じていた。結局企画は音沙汰なしで、その後ディズニーはハリソン続投でのシリーズ第5弾製作を発表した。
ポッドキャストでDeadlineが報じた記事の真相を聞かれたクリスは、「まずスティーヴン・スピルバーグが誰なのかわからない。誰? スティーヴン何? ハリソンと一緒に『インディ・ジョーンズ』を作るんでしょ?」とすっとぼけた感じで返答。「ハリソン本人か確かではないけど『私が死ねば、インディも死ぬ』と話していて、それが怖かった。もし彼が死んで、僕が(インディを)演じるってなったら、いつかハリソンの幽霊に取り憑かれるんじゃない? Deadlineでも間違いをすることだってあるさ」とインディ役就任を否定している。
クリスが例に挙げた言葉は、ハリソン本人が2019年にTodayのインタビューで発言した「わたしがいなくなる時、彼(インディ)もいなくなる」のことだろう。当時ハリソンは、司会者から「次のインディ・ジョーンズは誰がいいか?」と問われると、「他の誰もインディ・ジョーンズにはならないよ、わかるかい? 私がインディ・ジョーンズなんだ」と話していた。
先日80歳の誕生日を迎えたハリソンは、2023年6月30日全米公開のシリーズ第5弾をもってインディ役を卒業すると言われている。監督はスピルバーグから『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールドへと託され、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マッツ・ミケルセン、ボイド・ホルブルック、ショーネット・レネー・ウィルソン、アントニオ・バンデラスらが出演する。(編集部・倉本拓弥)