『エルヴィス』出演女優、遺体で発見される
公開中の映画『エルヴィス』でビッグ・ママ・ソーントン役を務めた歌手で女優のションカ・デュクレさんが現地時間21日、米ナッシュビルの自宅で、遺体で発見された。44歳だった。
現地警察の発表によると、ションカさんは2人の幼い子供と住むアパートの寝室で亡くなっていたという。事件性はないとみられているが、詳しい死因はまだわかっていない。地元メディアによれば、ションカさんの異変に気づいた子供が隣人に助けを求め、通報された。
ションカさんは映画で、エルヴィス・プレスリーが後に歌って大ヒットさせた「ハウンド・ドッグ」のオリジナル歌手であったブルースシンガーのビッグ・ママ・ソーントンを演じた。今年4月には大型音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」で、本作のサウンドトラックに参加している人気歌手ドージャ・キャットのステージにも出演した。(編集部・中山雄一朗)