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三大特撮制覇のケイン・コスギ、喜びは一瞬 「仮面ライダー」出演に大きなプレッシャー

劇中で激しいアクションに挑んだケイン・コスギと前田拳太郎
劇中で激しいアクションに挑んだケイン・コスギと前田拳太郎

 俳優のケイン・コスギ(47)が23日、新宿バルト9で行われた『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』の公開記念舞台あいさつに出席。本作出演で「ウルトラマンパワード」「忍者戦隊カクレンジャー」と日本の三大特撮制覇を成し遂げたケインは、「仮面ライダーへの出演が決まったときはすごく嬉しかったけれど、それは一瞬で、アクションを頑張らないといけない」と大きなプレッシャーを感じていたことを明かした。この日は、前田拳太郎日向亘井本彩花映美くらら戸次重幸坂本浩一監督も登壇した。

【画像】仮面ライダーに変身するケイン・コスギ

 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』と同時上映の本作。仮面ライダーリバイに変身する主人公・五十嵐一輝(前田)ら三兄妹が、ハイジャック事件に巻き込まれた両親と乗客たちを救うため、禁断の地・エリア666で激しいバトルを繰り広げる。

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 ケインが演じたのは、ある目的のためにハイジャック事件を起こし、五十嵐家を追い詰める謎の男アヅマ/仮面ライダーダイモン。かつて、ウルトラマンとスーパー戦隊に出演していたケインは、「子供のころから憧れていた仮面ライダー」と念願の変身だったことを明かしつつ、「坂本さんが監督を務めると知り、かなり焦りました」と本音もチラリ。

 続けて「やっぱり坂本監督の期待に応えたかったし、いいアクションをやりたかったので、かなりトレーニングをしました」と明かしたケイン。「仮面ライダーに出演できると決まったときは、とても嬉しかったのですが、それは一瞬で、しっかりアクションを頑張らないといけない」と大きなプレッシャーを感じながらクランクインしたという。

 その言葉通り、劇中ではケインが圧巻のアクションを披露する。対峙した前田は「とにかく(動きが)早いんです」と撮影を振り返ると、「テストの時点では50パーセントの力でと言われていたのですが、ケインさんの50パーセントが、僕にとっては120パーセントぐらいなので、ついていくのに懸命でした」と苦笑い。

 そんな前田にケインは、「前田さんとのアクションはとても楽しかった。動きもよく非常にやりやすかった。僕が引っ張ってもらっていました」と称賛すると、前田は「とても光栄です。ありがとうございます」と先輩の言葉に笑顔を見せていた。(磯部正和)

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